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4月, 2018の投稿を表示しています

虹の彼方に。~15年を生きたねこの話。

川見店主のもとに花が送られてきた。 メッセージカードが添えてある。 「ご家族の皆様が一日も早く  心癒されますように、  チビ太ちゃんのご冥福を  心より お祈り申し上げます。  ○○動物病院 スタッフ一同」 ◆ 15年前、春。 家の裏から仔猫の鳴く声が聞こえていた。 川見店主が見に行くと、勝手口に、2匹の仔猫が寄り添ってうずくまっていた。 小さなキジトラ模様の仔猫と、さらに小さな黒い仔猫。 鳴いていたのは、黒い仔猫だった。 キジトラの仔猫は、鳴くことさえできないほど、弱っていた。 2匹の仔猫を、行きつけの動物病院に連れていった。 院長先生は言った。 「状況をうかがうと、捨てられたわけではなさそうですね。それと、この2匹は兄弟ではないです。おそらく、それぞれのお母さん猫は、他の猫とのえさ場争いに負けてしまったのでしょう。そして、逃げている間に、この仔猫たちは、はぐれてしまったのでしょう」 病院へ一緒に付き添ってきた次女が言った。 「飼ってあげるしか、ないよね」 困ったことになったと、川見店主は思った。 ◆ 黒い仔猫は、幸いにも引き取り手が見つかった。 キジトラの仔猫は、川見店主が飼うことになった。 「チビ太」と名づけられた。 ようやく元気になった頃のチビ太。 川見店主は心配した。 「ひとつ屋根の下で、犬と猫が暮らせるのだろうか?」 当時、川見店主はすでに犬を飼っていた。 10年ほど前、近所の人に頼まれたのだ。 「ウチの犬が、仔犬を産んじゃって。一匹もらってくれない?」 断ろうと思っていた。 早速、生まれて間もない仔犬が家に連れて来られた。 川見店主はため息がでた。 可愛すぎて、気がおかしくなりそうだった。 ずるい!こんな子を見たら、断われない! 仔犬は、そのまま川見店主の家に置いていかれた。 綿みたいに真っ白で、ふわふわで、ポンポンしてるから「ポンくん」と名づけられた。 1994年春。家族の仲間入りをしたポンくん。 ポンくんは、みるみる成長した。 雑種の中型犬と育った。 川見店主は、ポンくんが大きくなったら「外」で飼うつもりだった。 でも、結局それはできなかった。 川見店主にとって、ポンくんは、大きくなっても、外で飼うには「可

【ハリマヤ】京都新聞に川見店主が載ったことと、「走れ25万キロ~金栗四三伝」の話を書いておく。

みなさん、こんにちは。 昨秋にヒットしたテレビドラマ「 陸王 」。 来年(2019)に放送予定のNHK大河ドラマ「 いだてん~東京オリムピック噺 」。 この2つのドラマの話題性から、 マラソン足袋 や、日本人初のオリンピック選手・ 金栗四三 さんと、金栗さんのマラソン足袋を作りつづけた「播磨屋(はりまや)足袋店」創業者・ 黒坂辛作 さんの歴史が、今、ふたたび脚光を浴びています。 ◆ 川見店主の話、いろんな新聞に載る。 昨年(2017)末、川見店主は 共同通信社 から取材を受けました。 その時の記事が、今年の1月頃から、いろんな新聞に掲載されてるみたいです。 これは京都新聞に掲載された記事。京都に住む川見店主の知人から「あんた、今日の新聞に載ってるよ!!」と電話がかかってきた↓ 4月12日付、京都新聞の夕刊。 写真嫌いの川見店主ですが、 顔が出ちゃってます 。 「日本マラソンの父」金栗四三さんの写真と、 ほぼ同じくらいの大きさ で載っかる川見店主の堂々っぷりです。 川見店主の話はこんな感じで紹介されてます↓ ハリマヤはしかし91年ごろ、バブル期の多角化経営が災いして廃業に追い込まれた。大阪市内でランニングシューズの専門店を営む川見充子も学生時代に愛用した一人。ハリマヤ製品を10足以上、大切に保管している。 「モノも情報も乏しかった時代に、金栗さんと黒坂さんが心を一つにして金栗足袋を作られた。その伝統を受け継ぎ、足袋屋から始まったからこそできた、日本人の足形に合うシューズだった」 この記事は、京都新聞の他にも、 ・北国新聞(石川) ・佐賀新聞、 ・信濃毎日新聞(長野) ・愛媛新聞 ・熊本日日新聞 ・山陽新聞(岡山) ・西日本新聞(福岡) の計8紙に掲載されたそうです。 これからも、掲載される新聞はもう少し増えるらしいです。 ちなみに、川見店主の「顔出し写真」が紹介されたのは、今のところ、この京都新聞だけだそう。 これから記事を掲載する新聞社のみなさま、せっかくなんで、川見店主の顔も出してあげてね! 記事を大きくしてみたよ↓ ハリマヤシューズを手に京都新聞に載る川見店主。 ◆ なぜ「NIPPON」なのか? さて。

【ハリマヤ】金栗四三とハリマヤと東京都文京区の「縁(えにし)」。

みなさん、こんにちは。 昨秋にヒットしたテレビドラマ「 陸王 」。 来年(2019)に放送予定のNHK大河ドラマ「 いだてん~東京オリムピック噺 」。 この2つのドラマの話題性から、 マラソン足袋 や、日本人初のオリンピック選手・ 金栗四三 さんと、金栗さんのマラソン足袋を作りつづけた「播磨屋(はりまや)足袋店」創業者・ 黒坂辛作 さんの歴史が、今、ふたたび脚光を浴びています。 オリンピアサンワーズも、その影響を少なからず受けております。 ここ数年、伝説のランニングシューズメーカー「 ハリマヤ 」をめぐって、川見店主が取材を受けていろんなメディアに登場したり、思わぬ出来事に遭遇したりしてます。 ・「いだてん」の制作に協力した↓  ・集英社のWebスポルティーバに登場↓ ・「陸王」の影響をモロに受ける↓ ・西日本新聞に載る↓ ・川見店主、歴史の証言者に出会う↓ ◆ ほんで、今回。 東京文京区に本社のあるクリーニング業界専門の新聞出版社「ゼンドラ株式会社」さんから、「 100万人の女性のための生活情報誌・WOMAN’S GATE(ウーマンズ・ゲート) 2018年春号」を送っていただきました。 これ↓ 100万人の女性のための生活情報誌「ウーマンズ・ゲート」2018年春号 この新聞、クリーニング屋さんに置いてあるフリーペーパーだそうです。 女性を対象にした新聞だけに、紙面はカラフルな色使いで、キレイな女性たちの写真や、かわいいイラストがたくさん載ってます。 で、8ページある紙面の中で、どどーんと1ページを割いて、 あきらかに異色な こんな記事が載ってるんです↓ 題して「 実際にあった!金栗四三を支え作られたマラソン用『金栗足袋』と、東京文京区の縁(えにし) 」 紙面1ページを割いてどーんと紹介。レイアウトかっこいい。 記事の前半は、金栗四三さんと黒坂辛作さんの歴史が紹介されてます。 記事の後半には、文京区の 区長さん が登場し、インタビューにこたえてます。 なんで区長さんの話が、っていうと、「播磨屋足袋店」が創業された「大塚仲町」も、後のマラソンシューズメーカー「ハリマヤ」も、 文京区にあった からです。 で、ここに載っ

「足を強く、脚を美しく」する履き物、できました。

みなさん、こんにちは! できました、できました! 新しい履き物のサイトができました! 「足を強く、美しく」する履き物 、誕生しました! この履き物が実現するまでのいきさつは、またブログでくわしく書きますけども、とにかく、今日は、このサイトを見ていただきとうございます。 リンクはこちら↓ ちなみに、この履き物を履くときの合言葉は、 「みんなでぐいぐいっ!」 です! よろしくおねがいしまーす! (端末のブラウザによっては、ちゃんと表示されない場合があるかもです。細かい動作確認はこれからですが、まぁ、見てやってくださいませ)

もうすぐ「新しい履き物」が生まれるのだ。

新しい「履き物」生まれます。 みなさん、こんにちは。 ブログの更新はずいぶんと久しぶりになりました。 えーっと、前回の更新は……うわっ、2か月も前ではないか! つーわけで、みなさまお元気にされてますでしょうか? さて、この2か月間、オリンピアサンワーズでは何をやってたんだって話ですが、川見店主が 新しい「履き物」を生みだした んですよ。 それをもうすぐ販売いたします。 で、その「新しい履き物」のサイトを、えっちらおっちら作成しておりました。 そして、もうすぐ、いよいよ、「新しい履き物」のサイトが完成いたします! 近日中に公開予定! もうね、「新しい履き物」すごいですから。 うわ、こんなのやっちゃうんだ!って思いますから。 キーワードは 「リセット」 お楽しみにーーっつ!