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11月, 2017の投稿を表示しています

【マラソン】けれど、彼は、42.195kmを走りつづける。

オホーツク網走マラソンを走る 本日のお客様は、 サブ5ランナー のナオヒサさん(男性)です。 ――ナオヒサさん、こんにちは。 ナオヒサさん :「はい、お世話になってます」 ――いよいよのマラソンシーズンです。調子はいかがでしょうか? ナオヒサさん :「実は、9月に オホーツク網走マラソン を走ってきたんですよ」 ――あ、そうなんですね。 ナオヒサさん :「以前このブログに、網走マラソンを走った女性のことが書かれてましたよね」 ――はい、こちらの記事ですね↓ ナオヒサさん :「このブログを読んで、よさそうな大会だなとは思ってたのですが、 想像以上によかった ですよ」 ――お写真なんかがあれば、ぜひ拝見したいのですが。 ナオヒサさん :「えー、ちょっと待ってくださいね……(スマホをとりだす)……はい、こんな感じでした」 ――(スマホをのぞきこむ)うわぁ!こ、これはすごいですね!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ わーーーっ! わーーーーーっ! ひまわり畑が壮観! ひまわりのマラソンロードをかけ抜けてフィニッシュ! ――なんとも素晴らしい景観ですね!ちなみに、タイムはどうでしたか? ナオヒサさん :「 5時間8分 でした。こんなにキレイな景色の中を走るんだったら、もっと練習してくればよかったと、少々反省しました(笑)」 ◆ 6年間、16足、4時間52分。 ――ナオヒサさんがランニングをはじめたきっかけは? ナオヒサさん :「大事な人から『 やせてほしい 』って言われましてね。動機が不純ですね。すいません(苦笑)」 ――いえいえ(笑)。はじめてオリンピアサンワーズにご来店されたのは、 2011年 秋のことでした。 ナオヒサさん :「もう 6年前 になるんですね」 ――当時のナオヒサさんは、ダイエットのためにランニングをはじめて1年ほど。20kgの減量に成功されたものの、足とシューズのトラブルに悩んでおられました。 ナオヒサさん :「 クツ擦れ を起こしたり、 足の爪が黒くなったり の繰り返しでした。色んなシューズを買い替えて試してみるも何も解決せず。で、どうにかならないかと調べて、このお店を見

【マラソン】2017年の大阪マラソンを走ったランナーたちと、応援した人たちと、きゃわみたんデラックスの話をするよ。

2017大阪マラソン大会パンフより 2017年11月26日の日曜日。 第7回大阪マラソン が開催されました。 大会コースが面しているオリンピアサンワーズは、スタートの大阪城公園前から3kmほどに位置しています。 2011年の第1回大会から毎年ずっと、川見店主をはじめ我々スタッフ一同は、店の前の沿道に総出し、3万人のランナーを応援してきました。 (過去の応援の模様↓) ・ 2011年の大阪マラソン ・ 2012年の大阪マラソン ・ 2013年の大阪マラソン ・ 2014年の大阪マラソン ・ 2015年の大阪マラソン しかーーしっ! 今大会、川見店主はテレビ番組「 開運!なんでも鑑定団 」出演のため、前日から東京へ番組収録に行っちゃってて不在。 でも、川見店主は、出場されてるお客さんたちを、なんとしても応援したかったし、みなさまとの約束も守りたかった。その 情念 が 化身 となり、応援看板怪獣「 きゃわみたんデラックス 」が出現した!!! ぴぎゃーーす! (←鳴き声) ――という、いささかに 無理やりな 設定 でのぞむ今年の大阪マラソン。 「きゃみたんデラックス」爆誕の話↓ 不安いっぱい。 だってね、こんな看板をもってですね、ひとり寒風に吹かれながらですね、ランナーたちから「 あの人、何もってんの? 」って冷たい視線をうけてですよ、 小一時間立ちつくすだけ になったらどうしよう?って思ってたわけです。 出場するお客さんたちも、「 うわ、あんな看板もってる人と、関係してると思われたら、はずかしわ 」って、 遠巻きに走り過ぎていっちゃう んじゃないかって、心配してたわけです。 あーこわ。 「鑑定団に出張中!」の吹き出しをつけて完成。いざ! 午前9時。 大阪マラソンがいよいよスタート。 「きゃわみたん」を抱えて店を出る。 と、そこには、見慣れたお顔のみなさんが! タカフジさん: 「川見さんから応援たのまれたよ!」 マミさん: 「きゃわみたんと一緒に、応援しにきました!」 トミミツさん: 「おひさしぶりです!」 エミコさん: 「走るダンナを、まずここで応援させてもらいます!」 うわぁ、 心強い!うれしい ! ありがとーございまーす! みな

【マラソン】2017年の大阪マラソンを応援するのに、秘密兵器を用意してます。

今度の日曜日(11/26)、第7回大阪マラソンが開催されます。 オリンピアサンワーズが面する「玉造(たまつくり)筋」は、大阪マラソンのコース。 当店は、スタート(大阪城公園前)から、 約3km 程の地点に位置しています。 大会HPからコースマップを拝借。スタートから約3kmほどの地点に位置する当店。 大阪マラソンがはじまったのは2011年。 それから毎年、我々は店の前の沿道で、お客様をはじめ、走り過ぎる3万人のランナーを応援するようになりました。 過去の応援の模様↓ ・ 2011年の大阪マラソン ・ 2012年の大阪マラソン ・ 2013年の大阪マラソン ・ 2014年の大阪マラソン ・ 2015年の大阪マラソン 2016年大会も応援しましたが、当時の模様はブログに書けませんでした。 でも、力走するお客様の姿は写真におさめておりました。 その時のみなさん、めっちゃええ顔してるやん↓ 2016年大会を走るみなさん。素敵やん。 もちろん、今年の大阪マラソンも、我々は、みなさんを沿道で応援いたします。 しかーーーーーし! ここで、みなさまに お詫び しなければなりません。 今年、川見店主は、諸事情により、当日の応援ができなくなりました。 みなさまに応援することを約束し、みなさまに会えることを誰よりも楽しみしていた川見店主は、非常に落ち込んでおります。 しかーーーーーーっしぃ! 川見店主は、なんとしても、みなさまを応援したいのだ! みなさまとの約束を破るわけにはいかなのだ! さぁどうする、川見店主!? 川見店主: 「 ……む、むむむ…… 」 あれ?どうしたんすか、川見店主? 川見店主: 「 …… ぐ、むぐぐぐ …… ぐぉおおおおおおお! 」 うわぁー!か、川見店主が!川見店主がっ! その時であった。 ビュウーービューー! 嵐が巻き起こり、空には暗雲が垂れ込め、世界は闇に包まれた! ビカッ!バリバリバリっつーー! 閃光(せんこう)が闇を裂き、雷鳴がとどろきわたる! ゴゴゴゴゴゴゴっつーー! 不気味な地鳴りとともに大地がぱっかーーんと割れた! 「 パァアオオォオオオーーン! 」 な、なんだ、あれは!!!??? 地

【マラソン】2017年の神戸マラソン、福知山マラソン、大阪マラソン、つくばマラソンを走るみなさんの話。

今週は、怒涛のマラソンウィークです。 11/19神戸、11/23福知山、11/26大阪と、関西は有名どころのマラソン大会が目白押し! みなさーん、調子はいかがでしょーかー! ***** 神戸マラソンを走った人たち 去る11/19(日)に開催された神戸マラソン。 激走されたみなさんの結果はっぴょーーっ! 【サブ3達成ランナー】 ・ ケンゴさん (40代・男性)は、 2時間59分 の激走! 大会前日には、お店に顔を出されて 「今シーズン初のレースなので、調子を見ながら走ります」 なーんておっしゃってましたが、見事にサブ3達成は、ないすらーーん! ( ケンゴさんの旧ブログ記事 ) 【サブ3.5達成ランナー】 ・ K谷さん (60代・男性)は、 3時間23分 で激走ないすらーん! この記録で、今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位以内は間違いありません。 今後の出場予定レースは、この1週間後の大阪、12月那覇と三田国際ハーフ、来年(2018)1月大阪ハーフ、2月京都(もしくは泉州)、3月篠山。K谷さん、がんばってくださーい! ( K谷さんの旧ブログ記事 ) ・ タダオさん (50代・男性)は、 3時間24分 で自己ベスト更新!ないすらーん! 今シーズンは、この1週間後の大阪と、来年(2018)2月京都に参戦予定。目指すは3時間15分切り!がんばってくださーい! ( タダオ(TDO)さんの旧ブログ記事 ) ・ マイコさん (女性)も、 3時間25分 の自己ベスト更新!ないすらーん! この記録で、今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位以内は間違いなし!9月に出場予定だった丹後ウルトラ100kmが台風で中止に。その無念を晴らす激走でした! 今年のマイコさん記事↓ 【サブ4達成ランナー】 ・ O校長先生 (50代・男性)は、 3時間49分 の自己ベスト更新!ないすらーん! 次のレースは、12月奈良。目指せサブ3.5!がんばってくださーい! 今年のO校長先生記事はこちら↓ ・ OZWさん (女性)は、 3時間52分 の激走でないすらーん! 今シーズンは、この1週間後の大阪と、来年(2018)2月の姫路に参戦予定。今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位

【ハリマヤ】ドラマ『陸王』の話題で、オリンピアサンワーズ周辺がザワザワしてきた話をしておく。

日曜日の夜は「陸王」 ――か、か、川見店主、どえらいことになってます。 川見店主: 「なにがですか?」 ――ここんところの毎週日曜日、このブログへの アクセス数 が、 見たこともない数字 に跳ね上がります! 川見店主: 「あら、そうですか」 ――この弱小ブログに、一晩でアクセス数が 4桁 ですよ! 4桁! 川見店主: 「へー(←興味なし)」 ――原因は、間違いなくこれですよ! ばばーーん! 番組公式サイトから 川見店主: 「ドラマ『 陸王 』ですね。話題みたいですね」 ――このドラマ、川見店主は見てますか? 川見店主: 「はい、拝見しております」 ――おおお、めずらしい。ドラマとか、ほとんど見ない人じゃないですか」 川見店主: 「まぁ、そうですね」 ――どんな感想をもってますか? 川見店主: 「楽しく拝見しています。役者さんの演技が素晴らしいので、どんどん引き込まれていきますね」 ――ついつい感情移入してしまう演出もまた、ニクいです。 川見店主: 「ただ、 シューズ の話とか、 走り方 の話とかについては、 言いたいこともある 」 ――といいますと? 川見店主: 「あのねー、あの マラソン足袋 は……(10分経過)……それと、 足の着地 は……(20分経過)……なのですよ」 ――むむむ。その話、ブログには書けませんね。 川見店主: 「まだ言わない方がいいでしょうね。文字にすると難しいし」 ――じゃあ、その話は機会があれば、ツッコんでいきたいと思います。 ◆ マラソン足袋といえば「ハリマヤ」 ――さて、「 マラソン足袋 」といえば、「 ハリマヤ 」です。日曜日、ドラマ終了後にアクセスが集中するのは、この記事です↓ 川見店主: 「日本のランニングシューズの歴史は、およそ 100年前 に、<日本人初のオリンピック選手> 金栗四三 さんと、<播磨屋(ハリマヤ)足袋店>の 黒坂辛作 さんからはじまりました。1950年頃まで日本人のマラソンランナーは、ハリマヤの作る『マラソン足袋』を履いて走っていました」 【金栗四三(1891-1983)】 日本人初のオリンピック選手。箱根駅伝や多くのマラソン大会実現に尽力、ランナーの高地トレーニングをいちはやく導入

【マラソン】校長先生は、なぜ30年ぶりに42.195kmを走ったのか?

フルマラソンに挑戦する 50代 以上の 男性ランナー を応援するブログ 「50s Runners Club(フィフティーズ・ランナーズ・クラブ)」 。 第2回目は、 サブ4ランナー のO校長先生がご登場です! ***** 「フルマラソンなんて二度と走るもんか」 高校時代は陸上部で長距離選手だった。 O先生: 「1500m、5000mが専門でした。記録?言えるほどの記録は残してませんよ(笑)」 初めてフルマラソンを走ったのは、1984年の 篠山マラソン 。 すでに教員になっていた。 さほど練習を積んでいたわけではない。 でも、そこそこ走れるだろうと思っていた。 その自信はどこから来たのか?。 30年以上も前の話。 つまり、若かった。 そして、甘かった。 42.195kmの半分を過ぎる頃には、エネルギーが切れてしまった。 当時のマラソン大会は、今ほどサービスは行き届いていない。 エイドなんてものも、あったかどうか。 空腹感で全身に力が入らなくなった。 ああ、何か食べるものを! 残りの20km、腹ペコのまま、彷徨(さまよ)うように足を運んだ。 O先生: 「いやー、死ぬほどツラかったです。フルマラソンなんて走るんじゃなかったと思いましたね(笑)」 フラフラになってフィニッシュ。 タイムもよくわからぬまま、家路についた。 数日後、1枚のハガキが送られてきた。 記録証、「 4時間17分54秒 」の文字。 当日のツラさがよみがえる。 繰り返し、思う。 もう二度とフルマラソンなんて走るもんか。 ハガキはそのまま箪笥(たんす)のどこかに放り込んだ、ということも忘れて、年月は流れた。 箪笥の中に眠っていた当時の記録証。大会後にハガキで送ってきた。 ◆ 30年ぶりに走った42.195km 30年後。 あれほど走らないと思っていたフルマラソンに出場することになった。 その理由。 勤めていた学校が、大阪マラソンで救護の会場に使用されることになった。 ちょうど、メタボ対策で走りはじめていた。 それを知っていた生徒たちが口々に言った。 「 先生も大阪マラソンを走ればいいのに 」 「 僕たちが先生を応援するから 」 O先生: 「かわいい生徒たちの言葉に背中を押され

【ランニング】フルマラソンを走るたびに、あなたはなぜ足を痛めるのか?~「ジミー」と呼ばれたランニングシューズの話。~

あなたはこのシューズの虜(とりこ)になる そのランニングシューズは、「 Jimmy (ジミー) 」と呼ばれた。 ジミーというからには「男」なのだろう。 いや、もし彼が、巷のマラソンブームを彩(いろど)るような、 シャレオツ で カラフル なデザインであったならば、「 ハーディー (派手) 」とでも呼ばれ、可愛い女の子として扱われていたかもしれない。 しかし、彼のいでたちは、おそろしく「 ジミー (地味) 」であったのだ。 彼の本当の名前は「 GEL SOUNDER(セルサウンダー) 」という。 「ジミー」ことゲルサウンダーさん このシューズをはじめて見たランナーの多くは、履くことに難色を示した。 「えー、これランニングシューズなんですかー?」 「ウォーキングシューズか登山靴みたいー!」 「このデザイン、なんとかなりませんかねー」 しかし、一度足を入れると、誰もがこのシューズの虜(とりこ)になった。 「足が楽!歩きやすい!走りやすい!」 「こんないいシューズがあったんですね!」 この5年間、オリンピアサンワーズで最も多くフィッティングされたのは、この「ジミー」ことゲルサウンダーさんである。 ジミーはいい仕事をした。 たくさんの奇跡を起こした。 外反母趾 で歩けない人も、マラソンで 膝を痛めた ランナーたちも、ジミーをオーダーメイド・インソールでフィッティングすれば、百発百中で問題が解消した。 なぜ、ジミーは奇跡を起こせたのか? その説明の前に、ランニングにおける大事な話をしなければなるまい。 ◆ 足を痛める理由。タイムが伸びない理由。 ランナーの誰もが、ケガや故障なく、1分でも1秒でも速く走りたいと願っている。 そんな、カラダに ムリがなく 、動きに ムダのない 、「 効率的なランニングフォーム 」を身につけるには、どうすればいいのか? 川見店主は訴える。 『正しく立つ・歩く』練習をするしかないと。 その話↓  「正しく歩く」のポイントは次の5つだ。 1)姿勢をよくし、腰を入れる 2)足を前に出す時に外股・内股にならない 3)膝をビシっと伸ばす 4)足指でしっかり地面を踏みしめる 5) 拇指球(ぼしきゅう)で地面を押す 「正しく歩く」と、足元の重心が