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6月, 2018の投稿を表示しています

【中距離走】800mを1分51秒61で走る高校2年生ランナーが、全国インターハイ進出を決めた秘密のインソールとは?

彼こそが、りゅうきくんだ。 彼の姿を見たければ、陸上競技場に足を運べばよい。 そして、男子800mのレースを見ればいい。 400mトラックを2周するこの苛酷な競技で、ひとり、無謀に見えるほどに、スタートからぶっとばす選手がいることだろう。 それが、彼だ。 予選だろうが、決勝だろうが関係ない。 200mも走らぬうちに先頭に躍り出て、他の選手たちを引き離しにかかる。 果敢にレースを引っ張る、というよりも、自分以外には誰も走っていないかのように独走する。 後続の選手たちは、必死に彼の背中を追いながら、こんな風に思っているはずだ。 「こんなに速いペースにはついていけない!」 「だからアイツとは一緒に走りたくないんだ!」 彼は誰よりも速くフィニッシュラインを越える。 その度に新しい記録が生み出されていく。 彼のペースに疲労困憊させられた他の選手たちは、彼に遅れてやっとこさフィニッシュするも、そのままトラックにバタリと倒れ込み、しばらく立ち上がることができない。 レース後の彼の背後には、いつも、そんな死屍累々の光景が広がっている。 が、彼は気づかない。 彼は後ろを振り返らず、すでに軽い足取りでスタスタと歩きながら、スタンドで応援するチームメイトたちに向かって、涼しい顔で手を振っている。 彼こそが、りゅうきくんだ。 ◆ 京都インターハイで大会新記録 このブログで一番読まれている記事は、昨年(2017)9月に書いた、高校生の中距離ランナー・りゅうきくんの話です。現在(2018/06/29)で3,200回以上読まれてます。 閲覧回数もぶっちぎり!りゅうきくん記事↓ で、今春に高校2年生になったりゅうきくん。 まずは、6月1~3日に行われた京都インターハイの男子800mで大爆走!近畿インターハイへ余裕の進出! 記録はこんなの↓ ・予選 :1分55秒09 組1位 ・準決勝:1分54秒05 組1位 ・決勝 : 1分51秒61  2位 決勝のタイム1分51秒61は 自己ベスト 、かつ 大会新記録 でした! いよっ! 1位との差は、なんとわずか 0.02秒! 手に汗握る白熱の決勝レースをご覧あれ! このレース、1~3位までが大会新記録。 動画を最後まで見たらわかりま

オリンピアサンワーズは元気に営業しています。

みなさん、こんにちは。 昨日は、大阪が揺れました。 朝から大阪府内の主要な鉄道は運転がストップしました。 大阪市内へ向かうすべての道路は大渋滞となりました。 大阪市に隣接する市に住む川見店主もスタッフも店にたどりつくことができず、オリンピアサンワーズは臨時休業となりました。 それでも夕方、道路の交通事情が落ち着き、渋滞が緩和されたことを確認してから、川見店主は自宅から店に車をとばしました。 店内に被害はありませんでした。 ただひとつだけ、スチール製キャビネットの引き出しが、そーっと開いていることが、地震の揺れを示していました。 日中は電話もなかなか通じませんでしたが、夜には、川見店主のもとに、地方に住むいろんな人から激励の電話が相次ぎました。 「朝から大阪のことが心配で心配で。大丈夫でしたか?」 こんな風にお電話くださったおひとりが、 熊本県 は 玉名(たまな)市 在住のTさんです。 玉名市 といえば、「日本マラソンの父」 金栗四三 さんの故郷です。 【金栗四三(1891-1983)】 日本人初のオリンピック選手。箱根駅伝の創始者。「日本マラソンの父」と称される。 ここで、金栗四三さんと、Tさんと、川見店主との話。 ――その昔、Tさんのご一家は、ご近所に住む金栗さんと家族ぐるみの付き合いがあった。特に、Tさんのお父様と金栗さんは親しかった。Tさんも子供の頃から金栗さんにかわいがられていた。金栗さんから「カラダにいいから飲みなさい」と苦手なヤギの乳を飲まされたのも、今となってはいい思い出だとTさんは言う。 時は流れ2012年。 Tさんは、自宅の押し入れの中から、新聞紙にくるまれた古いシューズを見つける。それは、金栗さんから父に贈られたマラソンシューズだった。 Tさんは、その「お宝」をテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出品。 そのお宝を鑑定したのが、川見店主だった――。 つまり、Tさんは、川見「鑑定士」誕生のきっかけとなった人です。 川見「鑑定士」誕生話のあれこれ↓ ・ 川見店主が緊張でカチコチのテレビデビュー ・ 金栗四三のマラソンシューズがやってきた! Tさんも「なんでも鑑定団」出演をきっかけに、地元の新聞で紹介されるなど、ちょっとした有名人に↓ 川見店主が鑑定した「金栗