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2019年のあけましておめでとうございます。そして、熊本よ!NHK大河ドラマ「いだてん」放送まであと2日!

熊本県在住Tさんからいただいた広報たまな特別号(2013年2月)に掲載された金栗四三さんの写真から。

あけましておめでとうございます。

本日より営業開始、2019年のオリンピアサンワーズがはじまりました。
今年もよろしくお願いします。



2019年の年賀状は…

毎年、お客様にお出ししているオリンピアサンワーズの年賀状の話。

フツーは、お店の年賀状っていうのは、
新春大売り出し!
とか
最大50%OFF!
とかっていう宣伝文句がにぎやかに並んでいるもんじゃないですか。
カラフルな商品の写真とかが、華々しく載っててもいいもんじゃないですか。

でも、当店の年賀状は、ぜんぜんちがう。
例えば、ここ数年の年賀状を紹介しますと↓
2018年と2017年のオリンピアサンワーズの年賀状

いっぱい成長したい」とか「殻を破ります」とか、こちらの目標やら決意やらを勝手に表明するっていう。
こんな年賀状を、お正月早々から受け取るハメになる当店のお客様方の心情はいかばかりだろうか?と思いつつ、何の反省もなく毎年みなさまに送りつけておる次第でございます。
スンマセン。

で、今年の年賀状は、マンガ形式になりました↓
オリンピアサンワーズの年賀状2019

そりゃあもう、2019年は「いだてん」ですよ「いだてん」!
NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」ですよ!
オリンピアサンワーズはドラマ制作に協力してるんですよ↓

このドラマ、すげー楽しみですね。
金栗四三さんの波乱万丈で痛快エピソード満載の人生がどのように描かれるのか?
金栗さんとともにマラソン足袋を開発した「播磨屋」黒坂辛作さんの足袋づくりの苦労がどのように再現されるのか?
これはゼッタイにオモシロイはず!
待望の第1話は、1/6(日)夜8時から放送です!

ハリマヤの詳しくは当店の特設サイトで↓



熊本よ!

昨日(1/3)、熊本で地震が発生しました。
金栗四三さんの生まれ故郷・熊本県和水町(なごみまち)は震度6で、最も揺れが大きかった模様です。来る1/6のドラマ放送当日に和水町で開催予定だったパブリックビューイングも中止になったとか。

熊本の人たち、大丈夫かな。
昨年、観光のPR活動で当店を「4たび」も訪問してくださった、熊本県や、玉名市や、和水町(1回目2回目)のみなさんも、どうしておられるかなー、心配だなー。

って思ってたら、熊本県大阪事務所のSさんから、今朝メールが届きました。
いよいよ6日には「いだてん」初回放送となります。
ガイドブックを読みましたが、ドラマでも金栗足袋の試行錯誤や足袋職人としての黒坂さんの葛藤も描かれるようで、楽しみにしております。
昨日は、金栗さんの生地の和水町で震度6弱の地震がありましたが、今のところ、幸いにも大きな被害は出ていないようです。ドラマが、現地を力づけてくれると考えています。

この最後の一文を読んだ時、思わず「そうですよね!」と机をたたいてました。
ドラマの放送は、「熊本よ、震災を乗り越えよう!」と、あの金栗さんが応援してくれているようではないですか!

日本人初のオリンピック選手として出場したマラソンは途中棄権、選手として最も脂の乗り切った時期に出場予定だった五輪は世界大戦で中止、計3回の五輪に出場するも大きな結果を残せず、競技選手としては苦闘挫折の連続だった金栗さん。
しかし、自らの不運を笑い飛ばし、すべてを乗り越え、後継者を育成しつづけた、あの慈父のような金栗さんの眼差しと笑顔に励まされない人はいません。

私たちも、熊本のみなさんと一緒に、ふたたび立ち上がる気持ちで「いだてん」を見たいと思います!放送まで、あと2日です!

ドラマ「いだてん」ネタの記事まとめページ↓
 2019年NHK大河ドラマ「いだてん」を勝手に1000倍楽しむブログ


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創業55周年を迎えたオリンピアサンワーズから、みなさまへお手紙を書きました。

本日、9月8日はオリンピアサンワーズの創業記念日です。 おかげさまで、55周年を迎えました。 ありがとーございます! 以下の文章は、5年前(2013)に「創業50周年」を記念して、 当店のホームページに公開したものです 。私たちの「これまで」の歩みと「これから」の決意を綴った、皆様への「お手紙」です。 2018年の今も、同じ気持ちです。 少々長くはなりますが、少しだけ(ほんの少しだけ)加筆し、ここに再掲載させていただきます。 *** オリンピアサンワーズは、わがままである。 お客様には「 貪欲 」であってほしい。 「もっと歩きたい」 「もっと走りたい」 「もっとパフォーマンスを向上させたい」 そんな風に、 昨日より今日、今日より明日へと これまでの自分を乗り越えることに「 わがまま 」であってほしい。 そして、オリンピアサンワーズは、 お客様よりも、きっと、ずっと、「 貪欲 」で「 わがまま 」である――。 * 1963年9月8日 オリンピアサンワーズは「陸上競技専門店」として、ひとりの女性からはじまった。 創業者の名前は上田喜代子(うえだ・きよこ)。 上田喜代子 (1924-1986) 上田がいつオリンピアサンワーズを創業したのか? 本当のところはよくわかっていない。 現在では「1963年9月8日創業」ということになっているが、これには理由がある。 1964年10月10日、東京オリンピックが開催された。 上田は生前(せいぜん)に、 「 店を閉めて東京オリンピックを見に行った 」 と語っていたらしい。 また、日本陸上競技連盟が東京五輪運営のために発行した『陸上競技公式ハンドブック』には、オニツカタイガー(後のアシックス)の広告の隣に、オリンピアサンワーズ(当時の社名は「日本ニュースポーツ」)の広告が肩をならべて掲載されている。 『第18回オリンピック大会陸上競技ハンドブック』に掲載されている広告。 左が当店、右がオニツカタイガー。 上田亡き後、上田に近しい者たちで話し合い、 「店は少なくとも東京オリンピックの前年には存在していただろう」 として、「 1963年 」をオリンピアサンワーズの「 創業年 」とした。 「 9月8日 」は、上田の