【告知】パフォーマンスアップを実現するボディケア。月1クリオは7月16日です!



月1クリオ、今月は7月16日です!

多くのアスリートたちに愛用されているボディケア商品クリオ
オリンピアサンワーズでは10年前からクリオを活用し、これまでにもたくさんのお客様のパフォーマンスアップをお手伝いしてきました。

で、ご好評につき、なんだかんだで開催している「月1クリオ」。
クリオ販売の当店担当「たぶっちゃん」がオリンピアサンワーズの店頭にて、みなさまにクリオ商品を使ったボディケアのノウハウを教えてくれます。
これからのアッつい季節は新商品の「クーリングミスト」がおすすめ!


たぶっちゃんは、現役時代には関東の某強豪大学で箱根駅伝出場を目指す長距離選手でした。その経験に培われた、選手に寄り添い的確にケアを施すスキルには定評があります。

練習で筋肉が疲労しているあなた、マラソンシーズンを目前にひかえたあなた、この機会にぜひともクリオを体感し、さらなるパフォーマンスアップを実現しましょう。

【実施日時】2018年7月16日(土)14時~19時
【お客様限定】:当店でこれまでシューズをフィッティングされたお客様のみ参加可能です。
【参加費】:無料。疲れたカラダひとつでご参加ください。
【要予約】:何時頃にご来店されるか、ご連絡くださいませ。
TEL:06-6765-0013
Email:sunwards@kansai.email.ne.jp

みなさまのご参加を心よりお待ちしております!

たぶっちゃんは、なんだかんだでブログにも登場↓

【陸上競技】大阪陸上競技選手権大会(2018)を観戦した話。




記録的な大雨が日本各地に降り続きました。
甚大な被害を受けた地域の皆様には、慎んでお見舞い申し上げます。


7月6~8日の3日間、ヤンマースタジアム長居にて、大阪陸上競技選手権大会が開催されました。
川見店主が観戦したのは、最終日(7/8)の日曜日。
大会初日と2日目は雨天での決行となりましたが、この最終日は、午前中の曇り空から午後には徐々に晴れ間が広がり、天候に恵まれました。

今大会に「招待」された川見店主には、来賓用の観覧席が用意されていました。
観客席メインスタンド最前列のさらに下方、大会運営室前の通路に椅子と机が特別に設置され、目の前に広がるトラックをかぶりつきで観戦できます。

こんな視界に↓
プログラムを確認しながら、競技を堪能できました。最高!


川見店主が「招待」を受けたのは、大会にオリンピアサンワーズの広告を協力したからです。
大会プログラムに掲載された広告↓
記念品にいただいた「OSAKA夢プロジェクト」のラペルピンとボールペン

いや、プログラムへの広告はずっと毎年協力してるんです。
けれども、今大会の広告は、さらにさらに!
なんと、競技場の大型ビジョンにも、試合中にオリンピアサンワーズの広告がどっかーん!と映し出されるんです!
これ、大会初の試みだそうですよ!

さぁ、みなさん、大型ビジョンにご注目くださいよ。
広告、いよいよ映りますよ。
どっかーーーんときますよ!
期待してくださいよ。
いよいよ秒読み開始です。
いきますよーーー!

3、2、1、

せーの、

広告どっかーーーん!
右端が当店の広告。周囲がテレビを写真に写した時みたいにグシャグシャってなってますけど、現場ではちゃんと映ってます。

ど、どっ、どっか、…………あ、あれ?

思ってたのと、ちょっとちがう。

いやね、もっとビジョンの全面にどっかーーん!と映ると思ってたんですよ。
ま、大会初の試みなので、次回に期待です。

せっかく作った広告原稿を載っけておきます。みてみて!
映ってたのは、これだよ!


さて、特別席での観戦は迫力がちがいます。
選手たちの息遣いが聞こえてきます。
生身の筋肉の躍動が伝わってきます。

「うおりゃー!どけどけどけーー!」
っと「だんじり系」種目の男子110mハードルなんて、もう迫力満点です!サイコ―!
どけどけどけー!っと迫力満点の男子110mハードル

この日に行われた各競技種目でも、当店でシューズをフィッティングしてる選手のみなさんが出場されてて、川見店主は拍手と声援をワイワイと送りました。
高校生では、コウヤくん、ワカナちゃん、マユちゃん、たわりなちゃんが大健闘。
大学生では、ショウくん、リョウくん、シンノスケくんが大活躍。
社会人では、ケイスケさんが貫禄のパフォーマンス。

みなさーん!応援してましたよーー!


写真のあれこれ

・男子三段跳び決勝。
すでに夏を思わせる空の下で、砂場に着地する寸前のシルエット。
逆光になった。時間が止まって見えた。


・女子800m決勝。
バックスタンドに観客はいなかった。写真だけ見れば、時間が静かに流れているように見える。しかし、彼女たちの間には見えない火花が散っている。ラストスパートの一枚。
メインスタンドでは、ワイワイ歓声があがってます。


・男子800m決勝。
後続の選手を一気に引き離し、フィニッシュラインへと突き進む先頭ランナーのフォームが力強い。思わず椅子から立ち上がって観戦する川見店主。
一瞬の動きの中に、ランナーの本質が写る。


男子200m決勝には、大学生スプリンター・リョウくんが出場した。

リョウくんは、中学1年生の時に陸上競技をはじめてから現在に至るまで、ずっとオリンピアサンワーズでシューズをフィッティングしつづけている。
高3の春には100mを10秒66という素晴らしい記録で走り、大阪の公立高校生として奇跡の全国インターハイ出場を果たした。
だが、彼が10秒66で走った時、不思議なことに、周囲の人には、彼がゆっくり走っているように見えたという。
なぜか?
彼の隣で「日本人初の9秒台スプリンター」が走っていたからだ。
その話↓


リョウくんは現在、大阪を出て、関東の某大学で陸上競技をつづけている。
今シーズンは自己ベスト記録を連発しているそうだ。
・100m 10秒58(PB)
・200m 20秒93(PB)

驚きの事実をひとつ明かしておく。
彼は、なんと「医学部生」である。

男子200m決勝。
リョウくんのタイムは21秒04、2位だった。
優勝した猶木雅文選手(大阪ガス)の記録20秒60は、大会新記録だった。

表彰式はプライバシーを守る逆光撮影。


表彰式を終えたリョウくんに、川見店主が声をかけた。

川見店主:「リョウくん、おつかれさまでした」

リョウくん:「あ、川見さん、ありがとうございます」

川見店主:「どんな感じで走れましたか?」

リョウくん:「少し走りが硬ったかもしれませんが、それなりにまとめて走りました」

川見店主:「そうよね。前半にもう少しリラックスがほしいよね」

リョウくん:「課題ですね。来年はもっと勝負できるようにと思います」

爽やかな笑顔で立ち去るリョウくん。

あ、リョウくん、写真撮っていいですか?

リョウくん:「ブログに載せる用ですか?」

はい、載りました↓
メダルと賞状を持ち慣れてる感じある


午後6時に大会は終了。
目の前で陸上競技の魅力を味わい尽くした一日でした。
選手の皆様おつかれさまでした。
大雨の中でも大会運営に尽力された役員の皆様おつかれさまでした。
補助員として器具を並べたり整理したり片付けたり、競技場内を走りまわって試合を成立させていた大学生や高校生の皆様、おつかれさまでした。
大阪陸上競技連盟さん、素晴らしい大会をありがとうございました。

スタジアムを出て見上げた空は、もう、この3日間の雨を忘れているようだった。

(おわりです)

川見店主「ひとえぐいぐいスペシャル」の開発秘話を語る。(その1)



みなさん、こんにちは!

グイグイしてますかーーっ!

今、オリンピアサンワーズで最も熱いシューズがこれです↓

でた!

・足袋型シューズ「hitoe」
・足袋型オーダーメイドインソール
・特製5本指ソックス

のすべてが特別なコラボレーション!

1日たった10分履くだけで、
足指がグイグイと動きだす!
足は強くなり、脚は美しくなる!

この不思議な履き物がいかに「GOISU(ごいすー・すごいの意)」か、川見店主にくわしく聞きました。(連載です)
川見店主



HGS(ひとえ・ぐいぐい・すぺしゃる)


――川見店主、こんにちは。


川見店主:
はい、こんにちは。


――さて、今年の4月、オリンピアサンワーズでは、<足袋型シューズ>と<オーダーメイド・インソール>と<5本指ソックス>がコラボした、新しい履き物が誕生しました。


川見店主:
あのさぁ、<足袋型シューズ>と~とか、いちいち説明が長くなるよね。なにかいい呼び方ないかな?


――うーむ……では、この履き物は、足袋型シューズ「hitoe(ひとえ)」と、足指が「GuiGui(グイグイ)」と動きだすインンソールと5本指ソックスとの「Special(スペシャル)」なコラボですから、

HGS(ひとえ・ぐいぐい・すぺしゃる)

っていう呼び方でどうでしょう?


川見店主:
じゃあ、それで。
これから「HGS」と呼びます。グイグイ!

――このHGS、実は、当店のホームページで公表する前から、希望される一部のお客様にはすでにフィッティングしてきました。


川見店主:
これまでにご使用いただいているみなさんからは、
「足指でしっかり地面を押せるようになった」
「立つ・歩く姿勢が良くなった」
「自然と腰が入るようになった」
「足元の重心がスムーズに移動するようになった」
というお声をいただいてます。
HGSの効果を感じていただいて、なによりです。


――その後も、ゾクゾクグイグイな人が増加中ですね。当店のインスタグラムにも、HGSの投稿が目立ってきました。


川見店主:
私も毎日履いてます。
HGSはすっごいんですから!
・さらなるパフォーマンス向上を目指すアスリートのみなさん
・サブ3やサブ4を目指してステージを1つ上げたいランナーのみなさん
・足のトラブルで悩んでいる女性のみなさん
こんな人たちに、ぜひ履いていただきたいです。
グイグイでゴイスーなHGS画像は当店インスタでご覧になれます!



きっかけは「陸王」だった


――では、このHGSが実現した経緯について聞きたいと思います。


川見店主:
きっかけは、『陸王』ですね。


――昨年(2017)秋に話題になったテレビドラマ『陸王』。業績悪化に苦しむ老舗の足袋屋が、起死回生の事業計画としてランニングシューズの開発に挑む――という物語が感動を呼び、大きなブームとなりました。


川見店主:
ドラマ『陸王』の人気とともに、日本のランニングシューズの原点である「マラソン足袋」や、それを作った伝説のシューズメーカー「ハリマヤ」の歴史に光が当たるようになりましたね。


――その影響で川見店主も取材を受けて、いろんなメディアに登場しました。

・西日本新聞↓
・京都新聞はじめ8紙↓


川見店主:
恐縮です。


――特に大きく川見店主が紹介されたのは、集英社のスポーツ総合誌「Webスポルティーバ」のこの記事です↓


川見店主:
この記事は、元々は、小説『陸王』が出版された2016年7月から2か月間にわたって連載・公開されたものです。それが、ドラマ『陸王』が放送された2017年秋になって、より多くの人に読まれるようになったのですね。


――この記事のおかげで、川見店主は思いもよらない人物との運命的な出会いも果たしましたね。その時の話が、こちらのブログです↓


川見店主:
Webスポルティーバの記事を書いてくださった集英社のIさんに感謝申し上げます。
そして、今回のHGSの実現にも、またこの記事が大いに関係しているのです!



「店主からぜひアドバイスを!」


――足袋型シューズ「hitoe」を製造する<丸五>は、岡山県倉敷市にある、創業100年にもなる地下足袋メーカーの老舗なんですね。
岡山県倉敷市の丸五本社工場に並ぶ、昔と変わらぬのこぎり屋根。


川見店主:
<丸五>さんの地下足袋は国内で圧倒的なシェアを誇ります。近年は、お祭りやファッションで履くおしゃれな足袋も人気で、海外でも販売されてるそうですよ。


――子供用の足袋シューズもかわいいですね。あ、この地下足袋なんか、岸和田のだんじりとかでみなさん履いてますよ!踵(かかと)にエアークッションが入ってます!スゴイですね!
子供用足袋シューズ「NINTABI」(左)、女性用の「たびりら」(中)、祭り用足袋にはエアーを内蔵(右)


川見店主:
そんな<丸五>さんが地下足袋づくりの技術の総力をあげて開発したのが、スポーツトレーニング用の足袋型シューズ「hitoe(ひとえ)」です。2016年6月に発売されました。
足袋型トレーニングシューズ「hitoe」


――おお、奇しくも、小説『陸王』が出版されたのと同じ時期に「hitoe」は発売されてますね。作家の池井戸潤さんが小説『陸王』を執筆していた時期と、<丸五>が「hitoe」を開発していた時期とが重なるのも、不思議なめぐりあわせですね。


川見店主:
そして、「hitoe」の発売から1年が経ったところへ、ドラマ『陸王』の人気で「足袋」が注目されはじめた。とある足袋メーカーが販売するランニング用の足袋シューズが完売して数か月の予約待ちになった、なんてことも起こったようです。


――とにかくドラマ『陸王』の影響は大きかったですね。川見店主が紹介されているWebスポルティーバの記事も、Yahooニュースに載ったりするほどでした。


川見店主:
で、そのWebスポルティーバの記事を、<丸五>の社長さんが読んだのですって!


――おお、社長さんにつながった!


川見店主:
社長さんは記事を読んで、「シューズの木型」の理想が「足袋の木型」にあるという私の考えに驚かれたそうです。


――その記事から、川見店主の言葉を一部抜粋します。
ハリマヤはシューズの木型がいいんです。それはきっと足袋の木型が原型だからです。足袋は履いたときシワが寄ってしまってはいけない。足袋職人だった黒坂さんのそうした繊細な木型作りが、日本人の足型に合ったシューズを生んだのだと思います。


川見店主:
そして、社長さんは社内に向けて、
「全社員はこの記事を必ず読むこと!」
「営業担当者は、この店にhitoeを持って行って、店主からぜひとも商品へのアドバイスをいただいてくること!
って指示されたんですって。


――そして、2018年が明けてすぐの1月、ついに足袋型シューズ「hitoe」がオリンピアサンワーズにやってきたのですね。



(つづきます)

【中距離走】800mを1分51秒61で走る高校2年生ランナーが、全国インターハイ進出を決めた秘密のインソールとは?



彼こそが、りゅうきくんだ。


彼の姿を見たければ、陸上競技場に足を運べばよい。
そして、男子800mのレースを見ればいい。
400mトラックを2周するこの苛酷な競技で、ひとり、無謀に見えるほどに、スタートからぶっとばす選手がいることだろう。
それが、彼だ。
予選だろうが、決勝だろうが関係ない。
200mも走らぬうちに先頭に躍り出て、他の選手たちを引き離しにかかる。
果敢にレースを引っ張る、というよりも、自分以外には誰も走っていないかのように独走する。
後続の選手たちは、必死に彼の背中を追いながら、こんな風に思っているはずだ。

「こんなに速いペースにはついていけない!」
「だからアイツとは一緒に走りたくないんだ!」

彼は誰よりも速くフィニッシュラインを越える。
その度に新しい記録が生み出されていく。
彼のペースに疲労困憊させられた他の選手たちは、彼に遅れてやっとこさフィニッシュするも、そのままトラックにバタリと倒れ込み、しばらく立ち上がることができない。
レース後の彼の背後には、いつも、そんな死屍累々の光景が広がっている。
が、彼は気づかない。
彼は後ろを振り返らず、すでに軽い足取りでスタスタと歩きながら、スタンドで応援するチームメイトたちに向かって、涼しい顔で手を振っている。

彼こそが、りゅうきくんだ。


京都インターハイで大会新記録


このブログで一番読まれている記事は、昨年(2017)9月に書いた、高校生の中距離ランナー・りゅうきくんの話です。現在(2018/06/29)で3,200回以上読まれてます。

閲覧回数もぶっちぎり!りゅうきくん記事↓


で、今春に高校2年生になったりゅうきくん。
まずは、6月1~3日に行われた京都インターハイの男子800mで大爆走!近畿インターハイへ余裕の進出!
記録はこんなの↓

・予選 :1分55秒09 組1位
・準決勝:1分54秒05 組1位
・決勝 :1分51秒61 2位

決勝のタイム1分51秒61は自己ベスト、かつ大会新記録でした!
いよっ!



1位との差は、なんとわずか0.02秒!
手に汗握る白熱の決勝レースをご覧あれ!



このレース、1~3位までが大会新記録。
動画を最後まで見たらわかりますが、後からフィニッシュする4位以下の選手たちが、バッタバッタと倒れ込んでいくんですよ。りゅうきくんが作るレースのペースが、他の選手たちにとってどれだけキツイのかがよくわかります。

でも、当のご本人はというと、フィニッシュ後もスタスタと歩いて、迎える監督と握手してる余裕っぷり!
りゅうきくん半端ないって!
はじめっからめっちゃとばすもん!
そんなんで出来ひんやん普通!
そんなん出来る?
言っといてや、出来るんやったらぁ!


近畿インターハイの前日にフィッティングする新しいスパイクシューズと秘密のインソール


京都インターハイ突破から6日後。
りゅうきくんが、凱旋のご来店です。

川見店主:「りゅうきくん、近畿インターハイ進出おめでとう!大会新記録もすごい!」

りゅうきくん:「ありがとうございます」

川見店主:「予選も準決勝も、ダントツで1位だったよね。組2位までは次のレースに進めるんだから、決勝までは手を抜いて、もっとゆっくり走ればいいのに(笑)」

りゅうきくん:「自分ではそうしてるつもりなんですけど……(苦笑)」

川見店主:「あれで、ペースを加減してるんだ!」

りゅうきくん:「そうなんですけど、走れちゃうんです

川見店主:「りゅうきくんと一緒に走る選手はイヤだと思うよ。ついていくのに必死じゃん」

りゅうきくん:「でも、僕と同じ組で走ったら、みんな記録が上がるからいいじゃないですか」

川見店主:「言ってくれるね(笑)」

練習も試合も忙しいりゅうきくんは、なかなかお店に来る時間がとれません。だから今回は、トレーニング用のランニングシューズとインソールそれぞれ2足分を事前にご用意しておきました。装着したオーダーメイドインソールは、いずれも最上級インソールのゼロアムフィットでどん!
ハードな練習からりゅうきくんの足を守るために、トレーニング用ランニングシューズは2足ご用意。

りゅうきくんは、真新しいシューズに足を入れ、軽く店内を走ります。

川見店主:「履き心地はどう?」

りゅうきくん:「めっちゃいい感じです(さっさとシューズを脱ぐ)」

川見店主:「え、もう脱いじゃうの?もっと履き心地を確認してよ」

りゅうきくん:「大丈夫です。イヤなとこ見つからないです(ニコニコ)」

全国インターハイ進出に向けていかに戦うか?
川見店主、りゅうきくん、そしてりゅうきくんのお父さんも交えて戦略会議がはじまります。
その話し合いの中で、急遽、試合用のスパイクシューズとインソールを新調することに決定。
しかし、次にひかえる近畿インターハイの試合までわずか1週間。
スパイクシューズの取り寄せとインソール作成にかかる時間、それに、りゅうきくんが来店できる日程を考えると、なんと試合の前日にしかフィッティングできる日がありません。

川見店主:「新しいスパイクシューズとインソールで、ぶっつけ本番でレースに出ることになります。少し心配です」

お父さん:「一か八かで、やってみたいと思います。それでいいよな?」

りゅうきくん:「うん」


――6日後。
りゅきくんは、すでにはじまっている近畿インターハイの会場である、滋賀県の皇子山陸上競技場から、お父さんが車ですっとばしてのご来店。
さぁさぁ、時間がありません。
中距離試合用スパイクシューズを怒涛のフィッティング!
装着したオーダーメイドインソールは、最上級インソールのゼロアムフィットでどん!
試合前日にフィッティングしたりゅうきくんのスパイクシューズ

川見店主:「りゅうきくん、履き心地はどうですか?」

りゅうきくん:「あの、インソールのこの辺に違和感があります」

川見店主:「あ、そこはね、もっと走りがノッていけるように調整を入れて、わざとそういう風に作ってます。かなり攻めてるインソールにしてあるよ」

りゅうきくん:「ちょっと気になるかも……」

川見店主:「私が気合いを入れて作り過ぎたみたい(苦笑)。じゃあ、もう少し調整を加えて、インソールを優しくしてみます(なにやら加工を施す)。はい、これでどうかな?」

りゅうきくん:「あ、履き心地が変わりました。これで大丈夫だと思います」

近畿インターハイ男子800mのレースは、翌日に予選と準決勝、翌々日に決勝という日程。
でも、りゅうきくんに、試合前の緊迫感はありません。

川見店主:「いよいよ、明日からだね」

りゅうきくん:「はい。勝ちます」

川見店主:「予選から、あまりとばさないでね(笑)」

りゅうきくん:「わかりました(笑)」

川見店主:「なんか、私の方がドキドキしてくる(笑)」



近畿インターハイは通過点でしかない

こうして迎えた近畿インターハイ。
男子800mに出場したりゅうきくんの結果がこちら↓

・予選 :1分54秒57 組1位
・準決勝:1分52秒48 組1位
・決勝 :1分51秒74 3位

前日にフィッティングしたブルーのスパイクシューズで勝負!りゅうきくんの決勝のレースはこちら↓


壮絶!選手全員が死力を尽くしての800m!
しかし、フィニッシュ後のりゅうきくんは、バックスタンドに陣取る自校の応援団に手を振ってこたえる余裕っぷりです(笑)。
りゅうきくん半端ないって!(以下、繰り返し)

つーわけで、りゅうきくんは、見事に全国インターハイ進出でっす!
いよっつ!


決勝のレース後、りゅうきくんから川見店主に電話がありました。

川見店主:「全国インターハイ進出おめでとう!」

りゅうきくん:「ありがとうございます!スパイクシューズとインソール、最高でした。めちゃくちゃ走りやすかったです!」

川見店主:「それはよかったです!」

りゅうきくん:「でも、3位でした」

川見店主:「何位だっていいじゃない。6位だってよかったくらいですよ。キミにとって近畿インターハイは通過点でしかないもの。勝負は全国インターハイの決勝なんだから!」

りゅうきくん:「はい!ありがとうございます!」

この夏、彼の姿を見たければ、伊勢に行けばよい。
2018年の全国インターハイ陸上競技大会は、8/2~8/6の5日間、三重県スポーツの杜伊勢陸上競技場で開催!
りゅうきくんが出場する男子800mは、
・8/4(土)予選12時45分、準決勝17時20分
・8/5(日)決勝13時55分
に勝負の号砲が鳴り響きます!

りゅうきくんのご健闘を祈ります!大いに祈ります!
どうかみなさま、応援のほど何卒よろしくお願いいたしまーす!




オリンピアサンワーズは元気に営業しています。



みなさん、こんにちは。

昨日は、大阪が揺れました。
朝から大阪府内の主要な鉄道は運転がストップしました。
大阪市内へ向かうすべての道路は大渋滞となりました。
大阪市に隣接する市に住む川見店主もスタッフも店にたどりつくことができず、オリンピアサンワーズは臨時休業となりました。

それでも夕方、道路の交通事情が落ち着き、渋滞が緩和されたことを確認してから、川見店主は自宅から店に車をとばしました。
店内に被害はありませんでした。
ただひとつだけ、スチール製キャビネットの引き出しが、そーっと開いていることが、地震の揺れを示していました。

日中は電話もなかなか通じませんでしたが、夜には、川見店主のもとに、地方に住むいろんな人から激励の電話が相次ぎました。

「朝から大阪のことが心配で心配で。大丈夫でしたか?」

こんな風にお電話くださったおひとりが、熊本県玉名(たまな)市在住のTさんです。
玉名市といえば、「日本マラソンの父」金栗四三さんの故郷です。
【金栗四三(1891-1983)】
日本人初のオリンピック選手。箱根駅伝の創始者。「日本マラソンの父」と称される。

ここで、金栗四三さんと、Tさんと、川見店主との話。

――その昔、Tさんのご一家は、ご近所に住む金栗さんと家族ぐるみの付き合いがあった。特に、Tさんのお父様と金栗さんは親しかった。Tさんも子供の頃から金栗さんにかわいがられていた。金栗さんから「カラダにいいから飲みなさい」と苦手なヤギの乳を飲まされたのも、今となってはいい思い出だとTさんは言う。

時は流れ2012年。
Tさんは、自宅の押し入れの中から、新聞紙にくるまれた古いシューズを見つける。それは、金栗さんから父に贈られたマラソンシューズだった。
Tさんは、その「お宝」をテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出品。
そのお宝を鑑定したのが、川見店主だった――。

つまり、Tさんは、川見「鑑定士」誕生のきっかけとなった人です。

川見「鑑定士」誕生話のあれこれ↓
川見店主が緊張でカチコチのテレビデビュー
金栗四三のマラソンシューズがやってきた!

Tさんも「なんでも鑑定団」出演をきっかけに、地元の新聞で紹介されるなど、ちょっとした有名人に↓
川見店主が鑑定した「金栗四三のマラソンシューズ」と写真に収まるTさん。
(2013年1月20日付 熊本日日新聞)

来年(2019)放送予定のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」は、金栗四三さんが主人公です。
現在のTさんは、「いだてん」の放送に向けて、玉名市を全国にアピールする「いだてん大使」的な働きをされてるそうです!


2016年の春、熊本で大きな地震がありました。
その時、川見店主も熊本のことが心配で、Tさんに電話をしていました。
熊本の人たちは、震災に負けなかった。
そして、2017年の夏には、熊本からやってきた一人の女の子が、奇跡を起こしました↓


大阪は、今も余震がつづいています。
もちろん、今後も油断できません。
が、とりあえず、オリンピアサンワーズは元気に営業しています!

あ、早速、店の電話が鳴ってます。
はい、オリンピアサンワーズです!

「シューズとインソール最高でした!おかげさまで全国インターハイに進出できました!」
「大阪マラソン走ることになりました!また新しいシューズとインソールお願いします!」

受話器の向こうから、お客様の声が聞こえてきます。
今日からまた、みなさまとともに走りはじめまーす!





虹の彼方に。~15年を生きたねこの話。



川見店主のもとに花が送られてきた。
メッセージカードが添えてある。

「ご家族の皆様が一日も早く
 心癒されますように、
 チビ太ちゃんのご冥福を
 心よりお祈り申し上げます。
 ○○動物病院 スタッフ一同」


15年前、春。

家の裏から仔猫の鳴く声が聞こえていた。
川見店主が見に行くと、勝手口に、2匹の仔猫が寄り添ってうずくまっていた。
小さなキジトラ模様の仔猫と、さらに小さな黒い仔猫。
鳴いていたのは、黒い仔猫だった。
キジトラの仔猫は、鳴くことさえできないほど、弱っていた。

2匹の仔猫を、行きつけの動物病院に連れていった。
院長先生は言った。
「状況をうかがうと、捨てられたわけではなさそうですね。それと、この2匹は兄弟ではないです。おそらく、それぞれのお母さん猫は、他の猫とのえさ場争いに負けてしまったのでしょう。そして、逃げている間に、この仔猫たちは、はぐれてしまったのでしょう」

病院へ一緒に付き添ってきた次女が言った。
「飼ってあげるしか、ないよね」

困ったことになったと、川見店主は思った。


黒い仔猫は、幸いにも引き取り手が見つかった。
キジトラの仔猫は、川見店主が飼うことになった。
「チビ太」と名づけられた。
ようやく元気になった頃のチビ太。


川見店主は心配した。

「ひとつ屋根の下で、犬と猫が暮らせるのだろうか?」

当時、川見店主はすでに犬を飼っていた。
10年ほど前、近所の人に頼まれたのだ。
「ウチの犬が、仔犬を産んじゃって。一匹もらってくれない?」
断ろうと思っていた。
早速、生まれて間もない仔犬が家に連れて来られた。
川見店主はため息がでた。
可愛すぎて、気がおかしくなりそうだった。
ずるい!こんな子を見たら、断われない!
仔犬は、そのまま川見店主の家に置いていかれた。
綿みたいに真っ白で、ふわふわで、ポンポンしてるから「ポンくん」と名づけられた。
1994年春。家族の仲間入りをしたポンくん。


ポンくんは、みるみる成長した。
雑種の中型犬と育った。
川見店主は、ポンくんが大きくなったら「外」で飼うつもりだった。
でも、結局それはできなかった。
川見店主にとって、ポンくんは、大きくなっても、外で飼うには「可愛すぎた」。

こうして、川見店主の家には、犬と猫がともに暮らしはじめた。


犬は、はじめ、ネコの新参者が気に入らなかった。
犬は怒っていた。
アイツは、ボクと飼い主との時間を奪う!
アイツは、ボクのごはんを勝手に食べる!
アイツは、ボクのベッドを占領する!
犬は、ネコに、家のルールを何度も教えようとした。
しかし、ネコは、聞く耳を持たなかった。
元気になったネコは、どんどん成長し、どんどん生意気になった。
生意気ざかりのチビ太と、ポンくんの戦いがはじまった。


しばらくすると、ネコは、犬のことが好きになった。
とくに、あのふわふわの真っ白い毛をさわりたがった。
隠れ、待ち伏せをし、スキを突いて、犬にネコパンチをくらわせた。
ネコパンチの決定的瞬間を連続写真でとらえた。
(撮影・川見店主)


犬はネコに困りはじめた。
本気で怒ったら、犬の自分の方が、力が強いのはわかっていた。
ネコを傷つけることを恐れた。
だから、できるだけ、ネコの相手をしないようにした。

ネコは、ますます犬が好きになっていった。
犬につきまとっては、ちょっかいをだした。
あのモフモフの毛の中にうずもれたかった。
いつも犬のそばに居場所をつくり、そして、何食わぬ顔でくつろいだ。
チビ太はポンくんにつきまとった。ポンくんは、それを許すようになった。


9年前。
ポンくんは、川見店主の腕の中で亡くなった。
チビ太は、眠りについたポンくんのそばから、一晩中、離れなかった。
チビ太にはポンくんの死がわかっているのだと、川見店主には思えた。

その頃から。
川見店主がテーブルで食事をしていると、いつの間にかチビ太が足元にちょこりんと座るようになった。
その後ろ姿が可愛くて、思わず抱っこをすると、チビ太は手足でもがいた。
そして、腕の中から逃げた。
チビ太は、くっつくのがキライなネコだった。
ソファーがお気に入りの場所だった。
そこにひとり優雅に座って、こちらを見つめた。
抱っこされることがキライなネコだった。


チビ太は、ネコらしいネコだった。
猫じゃらしには、いつでも飛びついた。
身体能力には目を見張るものがあった。
どんなかたちにも姿を変える柔軟性。
身長の3倍もの高さを軽々と跳び越える跳躍力。
川見店主は、その動きの中に、スポーツ選手を観察する時のヒントをたくさん得た。

チビ太は、いたずら好きなネコだった。
よく、とんでもないことをやらかした。
川見店主が帰宅すると、時に、ある物は散乱し、ある物はどこかに隠されていた。
「チビ太くん、今度は何をしたの!」
何を聞いても、彼はこたえなかった。
表情さえ変えなかった。
やはり、何食わぬ顔をして、こちらを見つめるだけだった。

チビ太は、人になつかないネコだった。
川見店主以外には、決して誰にも近づこうとしなかった。
触れようとする者には、唸(うな)り、威嚇し、ネコパンチを繰り出した。
ある時、病院へ連れて行くと、鳴き、叫び、暴れ、死に物狂いで抵抗した。
病院のスタッフたちは、彼を取り押さえるのに苦労した。
治療が終わって家に帰ると、チビ太は、どこかに姿を消してしまった。
川見店主がやっと見つけたのは、普段は滅多に入ってくることのない寝室のベッドの上だった。
ふかふかの布団にうずもれて丸くなり、スースーと寝息をたてて、眠っていた。
川見店主は、チビ太がこの家に安心しているのだと思った。

チビ太は、いつも、ただただ彼らしく生きていた。
それだけで、ポンくんがいなくなった悲しさや寂しさを癒しつづけた。
ベッドの上で見つかったチビ太。



「もう、あぶないかもしれません」

2018年4月7日、朝。
動物病院から電話があった。
川見店主は急いで病院へ車を走らせた。

チビ太は、その1週間前から入院していた。
川見店主は、彼のことが心配で、毎日病院へ連絡を入れていた。
経過は良好だと聞いていた。
川見店主が病室へ行くと、チビ太はケージの中でグッタリと横たわっていた。
彼の丸い顔を両手で包みこんだ。
反応は薄かった。
病院のスタッフが触れても、チビ太は、なされるがままだった。

「今夜、この病院は無人になります。どうされますか?」

川見店主は、チビ太を我が家に連れて帰ろうと思った。


夜。
店の営業が終わってから、川見店主はふたたび病院へ走った。
到着した時、チビ太はすでに、彼のキャリーバッグに移されていた。
川見店主は、バッグのふたを開けた。
あっと叫びそうになった。
体を起こし、背中をピンと伸ばして、しっかりとこちらを見つめる彼の視線に出会った。

「先生、チビ太が元気になってます!」
「あ、起き上がりましたね!すごいな!」
「何か治療をしていただいたんですか!?」
「いいえ、彼の生命力ですよ。今夜を乗り越えたら、また点滴しましょう」


車中の彼は、目を閉じて動かなかった。
家に到着した。
彼を抱きかかえた。
いつも彼がくつろいでいた居間に入った。
すると、彼は、眼を開いた。
頭をもたげて、ぐるっと周囲を見渡した。
ここがどこなのかを確認しているようだった。
しっぽをばたつかせて、降ろしてくれと訴えた。
川見店主は、彼の体を、そっと彼の小さな丸いベッドに横たえた。
しかし、彼は、ベッドから這(は)い出した。
立ちあがり、ふらふらと歩きはじめた。
食事をするいつもの場所へ。
トイレのある場所へ。
次第に、4本の脚は力を失っていった。
もう立っていることが、できなくなった。
それでも、床に這いつくばったまま懸命に動いた。
大好きな爪とぎの前で体が止まった。
彼は、その手を伸ばし、かすかに爪を立てた。

川見店主は、ふたたび彼を抱きかかえ、ベッドに戻した。
顔を拭き、体温を測り、呼吸を数えた。
からだをそっと撫でつづけた。
「チビ太くん、このまま眠るかな」
そう思ったとき、スーッと彼の気配が消えた。

4月8日、午前1時54分。
彼は、もう、腕の中から逃げなかった。


彼がいなくなってから。
川見店主は、虹の彼方に問いつづけていた。
キミは、我が家に来て幸せだったのかな?
ネコは、こたえない。
いつもの、何食わぬ顔で、こちらを見つめている。

ネコは、わがままで、自由だ。
ネコは、人間の喜びにも悲しみにも、無頓着だ。
しかし、だからこそ、ネコの前で、人は赦(ゆる)される。
誰もが無条件に、あるがままに生きていいことを、彼らは教えてくれる。

あれから3週間が経った。
ようやく、川見店主には思えてきたらしい。
きっとチビ太も幸せだったんだよねと。

「だって、チビ太といた私が、そうであったのだから。」



(さよなら、またね)


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旧ブログ「今週のネコ」全187話