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【本日のインソール】関西実業団陸上競技選手権で優勝した男子棒高跳び選手のスピード強化を図るスパイクシューズやトレーニングシューズをフィッティング!

リョウくんが初めてオリンピアサンワーズにやってきたのは15年前の春。 府内でも指折りの進学校に入学したばかりで、専門種目は棒高跳びだった。 以来、彼は当店でシューズをフィッティングするようになった。 彼はいつも熱心で、来店するたびに、強くなるための練習やアドバイスを川見店主に求めた。 高3の時は棒高跳びで近畿大会まで進んだ。 その後、彼は名門大学に現役合格。 陸上競技部に入り、棒高跳びも続けた。 大学卒業後は大手企業に就職。 社会人としての忙しい日々が流れた。 しかし、彼の体は宙に舞うことを求めた。 そして3年前、彼は6年ぶりにオリンピアサンワーズに来店し、棒高跳び用のスパイクシューズをフィッティングした。 競技を再開した彼は現役時代なみの記録に到達した。 2020年の関西実業団選手権では4m60cmを跳び優勝した。 今回、来店した彼のテーマは「スピード強化」。 川見店主は3足のシューズを用意し、オーダーメイドインソールでフィッティングした。 ①短距離スパイクシューズ ②アップシューズ ③足を強くする足袋シューズ これで彼にフィッティングしたシューズは通算18足となった。 「学生時代より今の方が知識と経験が増えた分、競技を深く楽しめるようになりました」 と笑うリョウくん。 これからもオトナの陸上競技をつづけてほしいです。 写真のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

【本日のインソール】女子ハンマー投げ大阪高校記録保持者のスローイングシューズをフィッティング!

K選手が初めてオリンピアサンワーズに来店したのは3年前の春。 すでにハンマー投げの優秀な選手だった彼女に、川見店主はさらなる記録更新を期待して、正しい姿勢をつくるトレーニングを提案した。 そして、アップシューズとスローイングシューズをオーダーメイドインソールでフィッティングした。 その4ヶ月後、彼女は全国インターハイの女子ハンマー投げで見事に3位入賞。 この時の記録53m01は大阪の高校記録として今もまだ破られていない。 大学生になってからも彼女はハンマー投げを続けている。 今回でスローイングシューズのフィッティングは通算3足目。 オーダーメイドインソールは、通常よりも硬めの素材で作成するのが彼女のお気に入り。 競技者は厳しく困難な時代に直面している。 ましてハンマー投げができる環境は限られている。 ある時期には大学も練習場も閉鎖された。 それでも彼女は、自分で練習場所を探しだしては足を運び、健気にハンマーを投げ続けている。 K選手の益々のご活躍をお祈りいたします! 写真のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

【本日のインソール】日本学生ランキング第8位の陸上競技の競歩選手のシューズをフィッティング!

◆ 2019年夏。 高校3年生の彼女は沖縄での全国インターハイで女子5000m競歩決勝に出場を果たし、第4位の成績をおさめた。 その後も大学に進学し競歩をつづけた。 彼女はある時期から故障気味で調子を落とした。 高校時代の恩師は彼女を見守っていた。 恩師はオリンピアサンワーズの川見店主に彼女のことを相談した。 そこで、最近になって故障から復活を果たした某競歩選手の話を聞いた。 「あー、やっぱり◯◯選手もこの店に来てましたか」 恩師は彼女に、オリンピアサンワーズの存在を知らせた。 ◆ 2021年春、H選手がご来店。 川見店主は沖縄の全国インターハイで見たH選手のことも覚えていた。 次の4足のシューズをオーダーメイドインソールでフィッティングした。 ①競歩レース用シューズ ②スピードトレーニング用ランニングシューズ ③トレーニング用ランニングシューズ ④足を強くする足袋シューズ 現在、H選手は女子10000競歩で学生ランキング第8位。 益々のご活躍をお祈りいたします! 写真のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

【本日のインソール】日本学生ランキング第1位!陸上競技・競歩選手のシューズをフィッティング!

  2019年夏の沖縄で川見店主は全国インターハイを観戦した。 女子5000m競歩の決勝は印象的なレースだった。 小柄な女の子が優勝したのを川見店主は覚えていた。 2021年春。 川見店主に母校の大学陸上部から連絡があった。 有望な選手が故障に悩まされているという。 それが、沖縄で見た彼女だった。 M選手がご来店。 川見店主はM選手に、フォーム改善のためのトレーニングを提案した。 M選手は乾いた土が水を吸い取るように受け入れた。 そして、次の3足のシューズをオーダーメイドインソールでフィッティングした。 ①競歩レース用シューズ ②トレーニング用ランニングシューズ ③足を強くする足袋シューズ フィッティングから2ヶ月後。 M選手は日本学生陸上競技個人選手権大会の女子10000m競歩で優勝、今年の学生ランキング第1位に躍進した。 このレースの記録46分13秒21は日本学生歴代10位の快挙でもあった。 M選手が次に目指すは全日本インカレ優勝。 益々のご活躍をお祈りいたします! 写真のすべてはインスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

『Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック・ナンバー)』の取材を受けた時の話。

川見店主は、その雑誌を知らなかった。 取材依頼の電話を受けながら、手元にあったメモ帳に、受話器から聞こえたままの単語を走り書きした。 「なんばスポーツさんってとこがシューズのことで取材に来るらしい」 と川見店主は言った。 え?なんばスポーツ?難波(大阪ミナミの繁華街)にそんなスポーツ店あったっけ?それに、スポーツ店がなんでウチに取材に? ふとメモ帳を見ると、そこには、いかにも片手間な文字で「ナンバ」「スポーツ」そして「本」と書かれていた。 うわ、これ、スポーツ誌の『Number』のことじゃないですか!? 「なにそれ?雑誌?知ってるん?」 2日後。 ライターのW氏は昼過ぎにやってきた。 取材のテーマは、「1964年東京五輪から今日にいたるまでのシューズの進化について」だった。 「ちょっとテーマが壮大すぎるんじゃないですか?」 と言いながら、川見店主は取材に応じた。 店内に保存してある1980年代からの『月刊陸上競技』のバックナンバーや、1990年代からのアシックスのカタログやらを引っ張り出してきて、一緒になってシューズの歴史を遡(さかのぼ)った。 W氏はたくさんの雑誌とカタログに埋もれて調査に没頭した。 取材は5時間にわたった。 冒頭の画像は1997年〜2001年のアシックスのカタログ。 この時代、カタログでは陸上競技のスパイクシューズが一番大きく扱われていた。 今回、川見店主が登場する『Number』の記事は、「マラソンシューズの進化」に焦点を絞って書かれている。 W氏には機会があれば、「陸上競技スパイクシューズの進化」についてもぜひ記事に書いてほしいと思います。 つーわけで、川見店主もちょこっと出てくる陸上競技大特集『スポーツグラフィックナンバー』1030号は、税込640円で絶賛発売中です! 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

オリンピアサンワーズ川見店主と、野口みずき選手を育てた名監督との話。

『Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック・ナンバー』(1030号)にオリンピアサンワーズ川見店主の話が掲載され、色んな方々から「読んだよー!」っていうご連絡をいただいてます。 マラソン金メダリスト・野口みずきさんを育てた、藤田信之元監督もそのおひとり。 実は、川見店主は高校時代に、藤田さんが当時長距離の監督をされていた実業団のユニチカに押しかけ、練習に参加させてもらったことがあるそうです。 なんでも、「強くなりたいので一緒に練習させてください」と藤田さんに手紙を書いたら「来てもいいぞ」と返事があったんだとか。 おまけに練習メニューまでも送ってくださったんですって。 当時のユニチカには、女子の400mと1500mの日本記録を更新された河野信子さんら、錚々(そうそう)たる選手が揃っていました。 高校生の川見少女は、一週間にわたり、憧れの女子選手たちに混ざって一生懸命に汗を流しました。しかし、 「選手のみなさんは、キッツイ練習をしながらも私に笑って話しかけてくれるわけ。でも、私はついていくだけで必死だから、こたえる余裕なんてまったくない。ウソー、こんなシンドイ状況で会話なんてできるの!?って感じ。トップ選手たちとのレベルの差をまざまざと思い知りました」 (川見) こんなことがあって以来、藤田さんは、川見店主のことを温かく見守ってくださっているとのことです。 今号に掲載されてる野口みずきさんのインタビュー記事を読むと、五輪で優勝するための藤田さんの戦略と、また、それにこたえた野口さんの努力が、どれほど凄かったかを知ることができます。 つーわけで、川見店主もちょこっと出てくる陸上競技大特集『スポーツ・グラフィック・ナンバー』1030号は、税込640円で絶賛発売中です! 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

雑誌『Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック・ナンバー)』に川見店主の記事が掲載されてます。

このたまらなく魅力的な表紙の雑誌は、7月1日発売の『Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック・ナンバー)1030号』。 大特集「走る」。日本最高のランナーは誰だ?ってことで、陸上競技の魅力がギッシリと詰まった読み応えのある一冊になってます。 ページをめくり読みつづけると、あれあれ、オリンピアサンワーズ川見店主が登場してるじゃないですか! 「変わりゆくマラソンシューズ。最先端は足袋から厚底へ」という記事に、川見店主の話が載ってます。 気になる内容は本を手に取って確かめてね! つーわけで、本屋さんへGO!もしくは通販でポチッ! 税込640円で絶賛発売中です! 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

アスリートたちが訴えてくるもの~2021年の日本陸上競技選手権大会(第105回)を観戦して。

2021年の日本陸上競技選手権大会(第105回)を4日間すべて観戦しました。 今、アスリートたちを取り巻く環境は複雑です。 これまでなら両手(もろて)を挙げて賞賛されてきた彼らの努力や活躍が、時に非難の対象にされるような、ねじれた時代の中に彼らは置かれています。 有観客か、無観客か。 今大会がどように開催されるのかは直前まで発表されませんでした。 結局、各日の観客を上限5000人としてチケット販売がはじまったのは、開催のわずか一週間前でした。 「5万人」収容のスタジアムに「5千人」。 つまり9割の客席が空くということ。 観戦に使用されたのは会場のメインスタンドのみ。 販売されたチケットはすべて指定席制で、感染予防のために席を1つ飛ばしで座りました。 もちろん会場は「ガラガラ」に。 しかし、それで雰囲気がさびしかったり、盛り上がりに欠けたかというと、まったくそんな感じはありませんでした。 なぜなら、その場にいる誰もが、選手一人ひとりの姿に感じたからです。 己の限界に挑戦し、さらに可能性を開こうとする人間の「強さ」と「美しさ」を。 この4日間、スタジアムの観客席に向かう通路を通る時、私たちの胸は期待に満ちていました。 そして、試合が終わり会場を背にまたこの通路を通る時、私たちの胸は人間への畏敬の念に満ちていました。 アスリートたちが私たちに訴えてくるもの。その価値は、どんな時代であれ一切損なわれることはないのだと、強く思いました。 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

日本陸上競技選手権大会(第105回)2日目を観戦しました。

日本陸上競技選手権大会2日目を観戦しました。 女子1500m決勝 女子1500m決勝。 田中希美選手は、ひとり猛然とトラックをとばした。 彼女しか発散し得ない圧倒的な何かを撒き散らしながら、未知の世界へ挑んでいく。 その姿にはいつもワクワクさせられる。 男子5000m決勝 午後7時。 男子5000m決勝のレースがはじまる時、滝のような雨がスタジアムを襲った。 雨はレース中もザンザンとふり続け、容赦なく選手たちを打った。 死力を尽くした選手たちは、フィニッシュすると水浸しのトラックにかまわず倒れ込み、打ちつける雨を五体に浴びながら天を仰いだ。 レースが終わると、雨はウソみたいに止んだ。 競技場の空気は澄み、世界は鮮やかな色彩に光った。 男子100m決勝 男子100m決勝。 レース前に各選手たちの表情が大型ビジョンに映し出された。 会場の誰もが思ったに違いない。 「いつもの彼とは少しちがうな。彼が一番に集中しているな」 その彼が優勝した。 レース後の勝利者インタビューでは涙をみせ、でも、さりげなく髪型を整えながらこたえるのが、多田選手らしかったと思います。 川見店主の感想 「日本選手権という特別なレースで9秒台選手が勝てなかったのが、残念だし不満」 と川見店主は、少々辛口の感想でした。 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

強い足をつくる足袋シューズとインソールをフィッティングしましょう!

あなたがうまく歩けないのは、速く走れないのは、主に「 かかと 」に体重をかけて動く「 後ろ重心 」だからかもしれません。 目指すのは「 足指 」で地面をしっかり踏みしめる「 前重心 」の動き。 「足指」を動かすTABIシューズと、「足裏」を支えるオーダーメイドのインソールで、「前重心」の歩き方・走り方を自然と身に付けましょう! あなたの歩き方、走り方がどんどんよくなりますよ! お求めはオリンピアサンワーズで。 特別サイトはこちら↓ http://www.ne.jp/asahi/olympia/sunwards/tabiandinsole.html 当店ホームページ↓

本日のインソール~陸上800mを1分51秒で走る大学生中距離ランナーのスパイクシューズをフィッティング!

リュウキくんが初めてオリンピアサンワーズにやってきたのは中学3年生の時。以来、専門種目の800mで記録は伸びまくり、走るたびに地元の大会記録を塗り替え、夢の全中(全日本中学校陸上競技選手権)にも出場を果たした。 高校でも記録は1分51秒まで更新、全国インターハイ決勝のスタートラインには毎年彼の姿があった。 これほどの選手だから、各スポーツメーカーは彼に社のシューズを履いてもらおうと贈呈するのだが、なんと、彼はすべて断っているという。こんな風に。 「僕のシューズはすべて、オリンピアサンワーズで合わせてもらうので」 今回はオールウェザー専用の中距離スパイクシューズをオーダーメイドインソールでフィッティング。これで彼のシューズのフィッティングは通算24足目。 昨春、リュウキくんは大学生になって家を出た。その途端に厳しい時代がめぐりきた。しかし、彼の口から愚痴めいた言葉を聞いたことがない。「しかたないですよね」と事態を受け入れ、笑って走りつづけている。 写真のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ 陸上競技シューズのインソールをくわしく↓

本日のインソール~小学校6年生の陸上スパイクシューズとランニングシューズをフィッティング!

オーダーメイド・インソールを作成する川見店主   ショウタくんは小学6年生。地元の陸上競技のクラブチームでがんばってます。 前回のフィッティングは半年前で、ジュニア用のスパイクシューズをフィッティングしましたが、ショウタくんが育ち盛りで身長も足のサイズもおっきくなったので、新たにトレーニング用ランニングシューズと陸上スパイクシューズを新調することになりました。もちろん、2足ともオーダーメイドインソールでがっちりフィッティングです。 「チームでは故障する子どもたちも多いですが、おかげさまでショウタは一切なんの故障もせずに元気に走れてます」 とはお母さんからのお言葉。 ショウタくん、練習もお勉強もおうちのお手伝いもがんばるんだぞー! 画像のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿

本日のインソール~箱根駅伝を激走する大学生ランナーのランニングシューズをフィッティング!

ランニングシューズのオーダーメイド・インソールを作成する川見店主 ◆2020年正月 彼は大学1年生にして箱根路を駆け抜けた。 当日のメンバー変更で「まさか自分が走るとは思っていなかった」第6区の山下りを、最後まで堂々と走り切った。 その後、チームも粘り強く順位を上げ、初のシード権を獲得した。 ◆2020年秋 彼は東京からオリンピアサンワーズにやってきた。 実は、彼は高校卒業間際にも一度来店している。 進学先の大学の監督が、彼の足を心配して店を紹介したのだった。 しかし、その時は、関東へ引っ越す彼のスケジュールが合わず、結局シューズをフィッティングできなかった。 川見店主は、彼のためにインソールの準備だけしておいた。 1年半ぶりに会う彼は、ずいぶんとたくましく見えた。 来店の理由は、足に不調があり、トレーナーやスポーツドクターからインソールを勧められたからだという。 「インソールを作るなら、この店しかないと思って来ました」 彼の持ち込みのランニングシューズをオーダーメイドインソールでフィッティングした。 ◆2021年正月 彼は今年も箱根路を駆け抜けた。 区間3位の素晴らしい走りだった。 川見店主はテレビの前で、祈るような気持ちで彼の走りを見守った。 彼が無事に次のランナーに襷をつなぐと、胸をなでおろした。 写真のすべては当店インスタグラムでご紹介↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ ランニングシューズのフィッティングをくわしく↓

本日のインソール~リハビリで走るランニンシューズをフィッティング!

  ランニングシューズのオーダーメイド・インソールを作成する川見店主 今から30年ほど前、陸上100mを10秒5で走り大阪でナンバーワンのトップスプリンターだったマサトさん。その空気を切り裂くようなキレキレのスタートダッシュを川見店主は「世界一。陸上競技の教科書があったら載せたい」と当時から絶賛していた。 マサトさんの陸上競技への情熱は年齢を重ねても冷めず、現在はマスターズに挑戦。今もカラダの感覚はトップスプリンターのまま。しかし、キレのありすぎる一瞬の動きから半月板を大損傷して大手術。 この度退院されてのご来店。リハビリを兼ねたランニングのためのシューズをオーダーメイドインソールでフィッティング。これでマサトさんのシューズのフィッティングは通算15足目。 今年、関西で予定されていたワールドマスターズは来年に延期。ピンチをチャンスに変えて、マサトさんの挑戦がはじまります。 写真のすべては当店インスタグラムで↓ この投稿をInstagramで見る オリンピアサンワーズ | olympiasunwards(@olympiasunwards)がシェアした投稿 当店ホームページ↓ ランニングシューズのフィッティングをくわしく↓

【陸上競技】新谷仁美選手の走りは、なぜこんなにも力強いのか?~日本選手権大会・長距離種目を観戦した話(その2)

マスク越しのモグモグタイム 女子5000mは田中希美選手が優勝し、東京五輪代表の内定を決めた。 その勝負の余韻がまだ、会場を覆っている。 この日、川見店主と一緒に試合を観戦したのは、ボクと、Oさんと、Yさんと、Tさんだった。 5人は、第1コーナー上のスタンドに席をとった。 フィニッシュラインを斜め上から見下ろすとともに、トラック全体を見渡せるいい場所だった。 「いやぁ、田中選手はすごかったですねぇ」 「いいレースを観れましたねぇ」 そんなことを、皆がマスク越しに言い合った。 陽はすでに傾き、夕暮れの空が暗がりの度を増していく。 スタジアムのライトが点灯し、トラックを照らしている。 今大会では、感染防止対策として、来場者はみな密にならないように、両隣の席をひとつずつ空けて座ることを大会側から求められた。 12月の冷たい風がスタンドを回旋し、吹きつけてくる。 身を寄せ合うことがない分、寒さがよけいに体に沁みた。 川見店主は、みんなのために差し入れを用意していた。 手作りのコロッケサンドと、魔法瓶に入れたあったかいコーヒー。 「じゃあ、我々はモグモグタイムといきましょう」 皆でコロッケサンドに舌鼓を打ち、コーヒーで冷えた体をあたためていると、女子10000mのレースがはじまった。 ◆ 新谷仁美選手の10000m 女子10000m決勝。 入場ゲートから真っ先にトラックへ駆け出してきた女子選手がいた。 観衆の視線はすべて、彼女に集まった。 新谷仁美選手。 無駄なものは何もかもそぎ落とされた、針金のように細い体。 誰よりも日焼けした褐色の肌。 その姿に、彼女が費やしてきたトレーニングの過酷さを想像する。 この一年、彼女は一体どれだけ自分を追い込んできたのだろう? 今年、彼女の好調ぶりは、大きなニュースだった。 1月にアメリカで行われたハーフマラソンでは日本記録を更新。 10月18日のプリセンス駅伝と、11月22日のクィーンズ駅伝では、いずれも区間記録を1分以上も更新する、ぶっちぎりの走りを見せた。 しかも、クィーンズ駅伝で走った3区の10kmの通過タイムは、なんとトラックでの女子10000mの日本記録(当時)を上回っていたのだ。 「新谷仁美、異次元の走り」 マスコミがそんな風にはやし立てたのは、誇張でもなんでもなかった。 誰から見ても、現在の彼女の強さは圧倒的で、驚異的で、超人

【陸上競技】田中希美選手の走りは、なぜ私たちをワクワクさせるのか?~日本選手権大会・長距離種目2020を観た話(その1)。

川見店主、日本選手権へ 2020年12月04日。 川見店主は、昼過ぎに店を閉めた。 営業を途中で切り上げることは、めったにないことだった。 車に乗り、ハンドルを握ると、南へと走った。 長居スタジアムでは陸上競技日本選手権大会・長距離種目がはじまろうとしていた。 この大会は、東京五輪の選考会も兼ねている。 現在の日本陸上競技界を代表する錚々たる選手たちが、スタートリストに名を連ねていた。 好記録が生まれないわけがない。 川見店主は、仕事を投げ出してでも観戦しなければと思っていた。 車中、電話が鳴った。 ハンズフリーで応対する。 聞き慣れたOさんの声が聞こえた。 一緒に観戦する約束をしていたOさんは、すでに会場に到着したらしい。 「川見さん、もう競技場の入り口はスゴイ人です。列をなしてますよ」 色々と厄介な時期である。 大阪府市では、不要不急の外出を自粛するよう、知事がよびかけている。 そんな状況下でもなお、多くの人が競技場に足を運んでいるのは、やはり、この大会の重要性を知っているからなのだろう。 車は長居公園に到着した。 川見店主は逸る気持ちを押さえながら、地下の駐車場に車を滑り込ませた。 ◆ 度胆を抜く田中希美選手 女子5000m決勝。 優勝候補は、田中希美(21=豊田自動織機TC)選手と、廣中璃梨佳(20=日本郵政グループ)選手。すでにこの種目で東京五輪の参加標準記録を突破している両選手のうち、今大会で優勝した者だけが東京五輪の切符を手に入れることになっていた。 田中選手には、不思議な雰囲気がある。 どんなレースでどんな結果を残しても、強烈な印象を残す。 最近では、10月24日に同長居スタジアムで行われた、木南記念大会の800mのレースが記憶に新しい。 彼女はトラック1周目の400mを最後尾で通過し、残り400mで、なんと前を走る6人の選手全員をぶち抜いた。そして最後は、ぶっ倒れながら頭から突っ込んでフィニッシュして優勝するという、見る者の度胆を抜くレースを展開した。 度胆を抜く田中選手の800m(木南記念大会2020)↓ ◆ 田中希美の5000m 16時50分、女子5000m決勝のレースはスタートした。 トップを走る廣中選手を田中選手が背後でピッタリとマークし追い続ける、という展開が終盤までつづいた。 最後の周回を知らせる鐘が打ち鳴らされ、残り400m

【テレビ出演】関西テレビ「コヤぶるッ!SPORTS」に川見店主が出演、大阪国際女子マラソンの魅力を語ります!

「コヤぶるッ!SPORTS」公式サイトより テレビ番組「コヤぶるッ!」に川見店主が出演します! みなさん、こんにちは! 今度の日曜日の1月27日は、 大阪国際女子マラソン と 大阪ハーフマラソン が開催されます。 レースは12時10分の同時スタート。 それに先駆けて、レース当日朝の 午前8時25分~8時55分 には、関西テレビ放送「 コヤぶるッ!SPORTS 」に川見店主が出演し、大阪国際女子マラソンの魅力を語ります! なぜテレビ出演の依頼がきたのか? なんで川見店主に出演依頼が来たのか? その理由は、14年前の話までさかのぼります。 2005年11月。 オリンピアサンワーズは、現在の 鶴橋店舗 に移転しました。 川見店主が、この場所を選んだ理由のひとつが、 「 店の前の道路が大阪国際女子マラソンのコース 」 であることでした。 そして、川見店主とサンワーズ応援団は、翌2006年1月の第25回大会から毎年ずっと、店の前でのレース観戦&応援にキャッキャッと参戦しております。 2018年大会の1枚。 先頭を走る松田選手と、それを追う前田選手。 大会は今年で 38回目 の開催。 我々が店の前で応援するのは 14回目 となります。 今回の番組では、これまで大阪国際女子マラソンを陰で支え応援してきた人たちを紹介するコーナーがあり、その一人に川見店主が選ばれた、って話です。 先日、ロケが行われました。 店に面した女子マラソンのコース「玉造筋」を前に、取材を受ける川見店主↓ 「コヤぶるッスポーツ」ロケ中の川見店主 大阪国際女子マラソンを語る ――つーわけで、川見店主、またテレビに出ますね! 川見店主: ふー……ロケつかれた。さむかった。テレビとか苦手です。 川見店主 ――とはいえ、ロケは2時間にわたって行われ、川見店主はいつものように しゃべりまくってました けども。 川見店主: 話すのは大丈夫なんです。カメラを向けられるのがキライなんです。緊張で何をしゃべってるのか、自分ではわけわからんようになってました。 ――話題が飛びまくってましたね。 川見店主: きっと 編集が大変 だと思います。 ――大阪国際女子マラソンは1982年からはじまり、以来38