祝!アジア競技会出場!
第18回アジア競技大会が、インドネシアのジャカルタとパレンバンにて開催されています(8/18-9/2)。
で、今大会には、女子ウェイトリフティング界のホープ、石井未来(いしい・みく)選手が初出場を果たされました!
で、で、オリンピアサンワーズのオーダーメイドインソールも、石井選手のウェイトリフティングシューズの中で、アジア大会の大舞台に(こっそり)デビューします!
いよっつ!
石井選手の姿をチーム・ニッポンのインスタで発見!
前列右から3人目の女の子が石井選手です。いい笑顔!↓
すごいなー、あのみくちゃんが、日本代表の一員ですよ!
JAPAN背負っちゃうんですよ!
あ、いつもこのブログでは、お客様とか選手のお名前はイニシャルとかで伏せてますけれど、ここまでの選手になられたら、もう何をどう書こうとバレバレですので、お名前出しちゃいました。
高校日本記録を樹立
石井選手が初めてオリンピアサンワーズにご来店されたのは、3年前(2015)の秋。
当時は高校3年生。
学校の制服に身を包んだ彼女は、ごく普通の女の子にしか見えませんでした。
でもすでに、女子63kg級の階級で高校記録を持つほどの選手だったのです。
その時の話は、旧ブログに残ってます。
2015年秋。高校3年だった石井未来選手のウェイトリフティングシューズをインソールでフィッティングする川見店主 |
その後、彼女は高校記録をさらに更新。
・スナッチ:87.0kg
・クリーン&ジャーク:109.0kg
・トータル:192.0kg
という3つの大記録は、現在も高校女子63kg級の日本記録として堂々と輝いています。
いよっ!
大学生になっての快進撃
高校を卒業した石井選手は関東の大学に進学。
それからも、ウェイトリフティングシューズには、川見店主の作るオーダーメイドインソール・アムフィットを装着しつづけています。
なかなか来店する時間がない彼女のために、シューズは店まで送ってもらい、電話やメールで連絡のやりとりをしながらインソールを作成、シューズにインソールの装着が完成したら、ふたたび彼女に送り返します。
石井選手のシューズに装着するオーダーメイドインソールは、最上級インソールのゼロアムフィット。
ここだけの話、彼女のインソールには川見店主が「特別な調整」を施して加工します。みんなにはナイショにしといてねっ❤。
2017年2月の1足は、オールブラックのストロングスタイルのシューズ↓
2017年7月の1足は、かわいいピンクラインのシューズでした↓
で、今年(2018)の石井選手は絶好調!
大会に出場しては、自己ベスト記録をバンバンに更新して、優勝しまくってるんですよ!
◆全日本ジュニア選手権(3月)
<女子69kg級>
・スナッチ:87kg 1位
・クリーン&ジャーク:113kg(大会新記録)1位
・トータル:200kg 優勝
◆全日本女子選手権(5月)
<女子69kg級>
・スナッチ:93kg 1位
・クリーン&ジャーク:114kg 1位
・トータル:207kg 優勝
まとめて、いよっ!
これらの活躍ぶりがあって、今回のアジア大会の日本代表に選ばれたんですね!
すっごい!
そして、先月、石井選手がアジア大会で勝負するウェイトリフティングシューズが、オリンピアサンワーズに送られてきました。
早速、川見店主は最上級インソールのゼロアムフィットを装着し入魂!
それがこのシューズだ!
さて。
目の前にご本人がいないシューズをフィッティングするのは、ムズカシイ。
履き心地を聞きながらの細かなインソールの調整ができないからだ。
この場合、川見店主は、その場にいない「その人」を想像しながら、インソールを作りあげるしかない。
石井選手のインソールを作成する時も。
川見店主は、彼女の姿を思い浮かべる。
頭の中で、彼女の動きを追う。
手が動きはじめる。
高速で回転するグラインダーに、インソールの塊(かたまり)を押し当てる。
削られたインソールの破片は、白い粉塵となり飛び散る。
やがて、インソールが、彼女の「足のかたち」になっていく。
できあがったインソールをシューズに入れてみる。
満足がいかない。
取り出す。
さらに細かな調整を加え、シューズに装着してみる。
それを繰り返す。
想像力が尽きるまで、手を動かしつづける。
そして、インソールが「これ以上ない」というかたちでシューズにおさまった時、川見店主の作業は終わる。
できることは、すべてやった。
しかし、それでもなお不安は残る。
果たして、これで履き心地は大丈夫だろうか?
祈るような気持ちで、彼女にシューズを送り返す。
先日、石井選手からは、こんなメールが届いた。
目の前にご本人がいないシューズをフィッティングするのは、ムズカシイ。
履き心地を聞きながらの細かなインソールの調整ができないからだ。
この場合、川見店主は、その場にいない「その人」を想像しながら、インソールを作りあげるしかない。
石井選手のインソールを作成する時も。
川見店主は、彼女の姿を思い浮かべる。
頭の中で、彼女の動きを追う。
手が動きはじめる。
高速で回転するグラインダーに、インソールの塊(かたまり)を押し当てる。
削られたインソールの破片は、白い粉塵となり飛び散る。
やがて、インソールが、彼女の「足のかたち」になっていく。
インソール工房で石井選手のインソールを作りあげる川見店主
(2017年5月)
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できあがったインソールをシューズに入れてみる。
満足がいかない。
取り出す。
さらに細かな調整を加え、シューズに装着してみる。
それを繰り返す。
想像力が尽きるまで、手を動かしつづける。
そして、インソールが「これ以上ない」というかたちでシューズにおさまった時、川見店主の作業は終わる。
できることは、すべてやった。
しかし、それでもなお不安は残る。
果たして、これで履き心地は大丈夫だろうか?
祈るような気持ちで、彼女にシューズを送り返す。
先日、石井選手からは、こんなメールが届いた。
しっかりフィットしていました!
今度のアジア大会出場もインソールのおかげです!」
川見店主との約束
3年前。
川見店主は、高校3年生の石井選手とこんな約束をした。
川見店主:「みくちゃん、2020年の東京オリンピックに行ってね」
石井選手:「はい」
川見店主:「その時は、私も、みくちゃんのためにインソールをいっぱい作って会場に持って行くからさ。みくちゃんの調子に合わせて『こっちのアムフィット使って!』とか言ってね(笑)」
石井選手:「はい、がんばります(笑)!」
また、その頃に三重県で放送されたあるテレビ番組の中で、彼女は「将来の目標」を聞かれ、こんな言葉をかえした。
「2020年の東京オリンピックで活躍すること」
彼女は、東京オリンピックに「出場する」とは言わなかった。
「活躍する」と言ったのだ。
ご両親は共にウェイトリフティング選手だった。
お父さんは、今も現役で、試合にも出場されるそうだ。
お母さんは、母校のウェイトリフティング部の顧問で、彼女自身も高校3年間の指導を受けた。
つまり、彼女は、ウェイトリフティングの星の下に生まれたのだ。
そして、彼女は今20歳。
オリンピックの自国開催という不思議な時の巡り合わせに生まれたのだ。
新しい時代と、新しい主役の登場を、予感せずにはいられない。
アジア競技会、女子ウェイトリフティング69kg級は、8/25(土)が決戦!
石井未来選手のご活躍を祈ります!
大いに祈ります!
えいやーーーっつ!
大いに祈ります!
えいやーーーっつ!
石井選手が高校3年の時に三重県のテレビ番組で放送された「輝き高校生」もちぇけら↓
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