【陸上競技】大阪陸上競技選手権大会(2018)を観戦した話。




記録的な大雨が日本各地に降り続きました。
甚大な被害を受けた地域の皆様には、慎んでお見舞い申し上げます。


7月6~8日の3日間、ヤンマースタジアム長居にて、大阪陸上競技選手権大会が開催されました。
川見店主が観戦したのは、最終日(7/8)の日曜日。
大会初日と2日目は雨天での決行となりましたが、この最終日は、午前中の曇り空から午後には徐々に晴れ間が広がり、天候に恵まれました。

今大会に「招待」された川見店主には、来賓用の観覧席が用意されていました。
観客席メインスタンド最前列のさらに下方、大会運営室前の通路に椅子と机が特別に設置され、目の前に広がるトラックをかぶりつきで観戦できます。

こんな視界に↓
プログラムを確認しながら、競技を堪能できました。最高!


川見店主が「招待」を受けたのは、大会にオリンピアサンワーズの広告を協力したからです。
大会プログラムに掲載された広告↓
記念品にいただいた「OSAKA夢プロジェクト」のラペルピンとボールペン

いや、プログラムへの広告はずっと毎年協力してるんです。
けれども、今大会の広告は、さらにさらに!
なんと、競技場の大型ビジョンにも、試合中にオリンピアサンワーズの広告がどっかーん!と映し出されるんです!
これ、大会初の試みだそうですよ!

さぁ、みなさん、大型ビジョンにご注目くださいよ。
広告、いよいよ映りますよ。
どっかーーーんときますよ!
期待してくださいよ。
いよいよ秒読み開始です。
いきますよーーー!

3、2、1、

せーの、

広告どっかーーーん!
右端が当店の広告。周囲がテレビを写真に写した時みたいにグシャグシャってなってますけど、現場ではちゃんと映ってます。

ど、どっ、どっか、…………あ、あれ?

思ってたのと、ちょっとちがう。

いやね、もっとビジョンの全面にどっかーーん!と映ると思ってたんですよ。
ま、大会初の試みなので、次回に期待です。

せっかく作った広告原稿を載っけておきます。みてみて!
映ってたのは、これだよ!


さて、特別席での観戦は迫力がちがいます。
選手たちの息遣いが聞こえてきます。
生身の筋肉の躍動が伝わってきます。

「うおりゃー!どけどけどけーー!」
っと「だんじり系」種目の男子110mハードルなんて、もう迫力満点です!サイコ―!
どけどけどけー!っと迫力満点の男子110mハードル

この日に行われた各競技種目でも、当店でシューズをフィッティングしてる選手のみなさんが出場されてて、川見店主は拍手と声援をワイワイと送りました。
高校生では、コウヤくん、ワカナちゃん、マユちゃん、たわりなちゃんが大健闘。
大学生では、ショウくん、リョウくん、シンノスケくんが大活躍。
社会人では、ケイスケさんが貫禄のパフォーマンス。

みなさーん!応援してましたよーー!


写真のあれこれ

・男子三段跳び決勝。
すでに夏を思わせる空の下で、砂場に着地する寸前のシルエット。
逆光になった。時間が止まって見えた。


・女子800m決勝。
バックスタンドに観客はいなかった。写真だけ見れば、時間が静かに流れているように見える。しかし、彼女たちの間には見えない火花が散っている。ラストスパートの一枚。
メインスタンドでは、ワイワイ歓声があがってます。


・男子800m決勝。
後続の選手を一気に引き離し、フィニッシュラインへと突き進む先頭ランナーのフォームが力強い。思わず椅子から立ち上がって観戦する川見店主。
一瞬の動きの中に、ランナーの本質が写る。


男子200m決勝には、大学生スプリンター・リョウくんが出場した。

リョウくんは、中学1年生の時に陸上競技をはじめてから現在に至るまで、ずっとオリンピアサンワーズでシューズをフィッティングしつづけている。
高3の春には100mを10秒66という素晴らしい記録で走り、大阪の公立高校生として奇跡の全国インターハイ出場を果たした。
だが、彼が10秒66で走った時、不思議なことに、周囲の人には、彼がゆっくり走っているように見えたという。
なぜか?
彼の隣で「日本人初の9秒台スプリンター」が走っていたからだ。
その話↓


リョウくんは現在、大阪を出て、関東の某大学で陸上競技をつづけている。
今シーズンは自己ベスト記録を連発しているそうだ。
・100m 10秒58(PB)
・200m 20秒93(PB)

驚きの事実をひとつ明かしておく。
彼は、なんと「医学部生」である。

男子200m決勝。
リョウくんのタイムは21秒04、2位だった。
優勝した猶木雅文選手(大阪ガス)の記録20秒60は、大会新記録だった。

表彰式はプライバシーを守る逆光撮影。


表彰式を終えたリョウくんに、川見店主が声をかけた。

川見店主:「リョウくん、おつかれさまでした」

リョウくん:「あ、川見さん、ありがとうございます」

川見店主:「どんな感じで走れましたか?」

リョウくん:「少し走りが硬ったかもしれませんが、それなりにまとめて走りました」

川見店主:「そうよね。前半にもう少しリラックスがほしいよね」

リョウくん:「課題ですね。来年はもっと勝負できるようにと思います」

爽やかな笑顔で立ち去るリョウくん。

あ、リョウくん、写真撮っていいですか?

リョウくん:「ブログに載せる用ですか?」

はい、載りました↓
メダルと賞状を持ち慣れてる感じある


午後6時に大会は終了。
目の前で陸上競技の魅力を味わい尽くした一日でした。
選手の皆様おつかれさまでした。
大雨の中でも大会運営に尽力された役員の皆様おつかれさまでした。
補助員として器具を並べたり整理したり片付けたり、競技場内を走りまわって試合を成立させていた大学生や高校生の皆様、おつかれさまでした。
大阪陸上競技連盟さん、素晴らしい大会をありがとうございました。

スタジアムを出て見上げた空は、もう、この3日間の雨を忘れているようだった。

(おわりです)

コメント

このブログの人気の投稿

【ハリマヤ】無名の母たちがつくったハリマヤのシューズ~新潟県十日町市からのおたより

【ハリマヤ】いだてん金栗四三と播磨屋黒坂辛作が生み出した金栗足袋。発祥の地の石碑は何を物語っているのか?

【中距離走】800mで大会新記録を樹立した高校1年生が、レースで先頭を走る理由とは?~中距離ランナーりゅうきくんの話(その2)