【マラソン】走るだけで膝を痛めていた男性ランナーが、わずか8か月後のフルマラソンでサブ4達成、3年後にはサブ3.5を達成できた理由とは?


3時間26分18秒

2018年2月11日。
姫路城は曇り空の下にあった。
朝から寒く、時折に雪が舞った。
天候は思わしくなかった。
しかし、胸の中には秘めるものがあった。

「今日こそは、3時間30分を切れるのではないか」

そう思える理由があった。
2か月半前の大阪マラソンは、練習不足でも3時間46分の自己ベスト記録で走り切れた。
それから今日のレースを迎えるまで、「サブ3.5」を達成するために、自分でも「本気」と言えるほどに練習を積み重ねてきたのだ。

20キロ手前までは、ペースメーカーについて走った。
その後は、行けるところまで行ってやろうと決めていた。
いつもの自分ならば、写真を撮ってもらいたくてカメラマンに寄って行ったり、沿道の人とハイタッチをして、大会のお祭り気分を楽しむところだ。
しかし、今回だけは、ひたすら「サブ3.5」を目指して走り抜いた。
最後までペースは落ちなかった。
快心のレース。
3時間26分18秒でフィニッシュ。
6回目のフルマラソン、サブ3.5達成。


10kmも走れば膝が痛かった

――:本日のお客様は「サブ3.5ランナー」のシンスケさんです。

シンスケさん:お世話になってます。

――:まずは、昨シーズンの姫路城マラソン(2018/02)でついに初サブ3.5達成!おめでとーございます!ナイスラン!ないすらん!ないすらーーーん!(3連発)

いよっ!


シンスケさん:ありがとうございます。

――:今日は、シンスケさんが「サブ3.5ランナー」になるまでの道のりをふりかえりたいと思います。

シンスケさん:わかりました。

――:そもそもシンスケさんは、いつ、何がきっかけでランニングをはじめられたのですか?

シンスケさん2015年4月から走りはじめました。運動不足を解消するためです。それにフルマラソンを走ってみたいという気持ちもありました。

――:2か月後には、早速、ハーフマラソンに初挑戦されてますよね?

シンスケさん:あの時のツライ思いは忘れもしません。同年6月、神鍋(かんなべ)高原を走るハーフマラソンでした。10kmも走ると膝が痛くなりました

――:10kmって……まだ半分も走らぬうちに膝が。

シンスケさん:残りの11kmは地獄を見ました。足をひきづるようにして、なんとかゴールにたどり着きました。記録は2時間04分でした。

――:そんな状態でよくフィニッシュされましたね。

シンスケさん:レース後も膝の痛みはしばらく続き、日常生活で歩くのも苦痛でした。

――:その時点で、ランニングを止めようとは思いませんでしたか?

シンスケさん:フルマラソンを走るのをひとつの目標にし、すでにマラソン大会にも申し込んでいましたから。でも、たった10kmを走っただけでこれだけ膝が痛くなるのであれば、到底42.195kmなんて完走できるわけがない。それで、何かいい方法はないかと調べて、この店にたどり着きました。


サブ4を達成するまで

――:シンスケさんが初めてオリンピアサンワーズにご来店されたのは、地獄のハーフマラソンから2週間後、2015年7月のことでした。その時にフィッティングしたランニングシューズは、「ジミー」ことゲルサウンダーでしたね。

その時のシューズの写真↓
2015年7月、シンスケさんにフィッティングした「ジミー」ことゲルサウンダー。最上級インソールのゼロアムフィットを装着。

シンスケさん:このシューズのことは、事前に読んでいた店のブログで知ってました。膝を痛めるランナーには、必ずフィッティングされているようだったので、自分も履くことになるだろうと覚悟を決めてました(笑)。

「ジミー」とよばれたランニングシューズの話↓

――:「こんな地味なデザインのシューズを履くのはイヤだな」とは思わなかったですか?(笑)

シンスケさん:とにかく膝を痛めずに走れるようになりたかったので、言われるとおりにしようと(笑)。川見店主には「まずこのシューズを履いて『正しく立つ・歩く』練習をしてください」と言われました。
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――:それからのシンスケさんは、約1か月半の間、この「ジミー」で「歩く」と「ゆっくり走る」の練習を重ねられました。

シンスケさん:その間に、走っても膝の痛みは感じなくなりました。シューズとインソールでこんなに変わるものかと驚きました。

――:そして同年8月には、距離を伸ばして走りこむためのトレーニング用ランニングシューズをフィッティングされました。

その時のシューズの写真↓
2015年8月、トレーニング用ランニングシューズに最上級インソールのゼロアムフィットを装着。

シンスケさん:このシューズを履いて、同年10月には2回目のハーフマラソン(あざいお市)にも挑戦しました。記録は1時間46分。予想以上の記録に驚きました。なにより、膝の痛みもまったくなく、ノートラブルで最後まで走り通せたことがうれしかったです。

――:さらにさらに、同年11月にはレース用のランニングシューズをフィッティングされてます。

その時のシューズの写真↓
2015年11月、42.95kmを走り抜くレース用ランニングシューズに最上級インソールのゼロアムフィットを装着。

シンスケさん:このシューズを履いて、同年12月の奈良で初フルマラソンに挑戦しました。「①完走する、②歩かない、③サブ4達成」の3つの目標を立て、ぜんざいやそうめんには目もくれず、頑張って走りました。結果は4時間00分12秒、惜しくもサブ4達成はなりませんでした。

――:とはいえ、初フルマラソンで「サブ4」までわずか「13秒」に迫るなんて、すごいです。

シンスケさん:翌年(2016)2月の姫路マラソンも、奈良と同じく3つの目標を立てて挑みました。さずがに最後はヘロヘロでしたが、なんとか歩かずに3時間56分08秒で完走できました。

――:10kmを走るだけで膝がボロボロになった地獄のハーフマラソンから、わずか8か月、しかも2回目のフルマラソン挑戦でサブ4達成奇跡です。ないすらーーーん!

シンスケさん:応援してくれる子供たちに「お父さんはしんどくても最後まであきらめなかったのだ」と伝えたい一心で走ってました。

――:ご家族の応援も励みになりますね。

シンスケさん:運動不足の解消にと、軽い気持ちで始めたランニングでしたが、自分でもビックリするくらいにハマってしまいました(笑)。


サブ3.5を達成するまで

――:さて、サブ4を達成されたシンスケさんの、その後のシーズンはこんな感じでした。

【2016-2017シーズン】
・2016/11 神戸 4時間05分
・2016/12 奈良 3時間51分
・2017/02 姫路 3時間53分

シンスケさん:前のシーズンでサブ4を達成して、少々フルマラソンを「なめて」ましたね。記録は停滞しました(苦笑)。
2016-2017シーズンを走り抜くためにフィッティングした2足のランニングシューズ。いずれも最上級インソールのゼロアムフィットを装着。

――そして、昨シーズン、ついにサブ3.5を達成されたことは、はじめにご紹介したとおりです。

【2017-2018シーズン】
・2017/11 大阪 3時間46分
・2018/02 姫路 3時間26分(PB)
・2018/02 京都 3時間30分

シンスケさん:おかげさまで、走っても膝が痛くなることはまったくありません。親指の爪が黒くなることもなくなりました。シューズとインソールのおかげです(笑)。
2017-2018シーズンを走り抜くためにフィッティングした2足のランニングシューズ。いずれも最上級インソールのゼロアムフィットを装着。


サブ3.5の先にあるもの

――:今後の出場レースの予定はお決まりですか?

シンスケさん:11月18日の神戸マラソン、12月9日の奈良マラソンを走ります。

――:今シーズンの目標タイムは?

シンスケさん:まずは3時間20分切り、といったところでしょうか。

――:つーわけで、今回シンスケさんにフィッティングしたのは、2足のランニングシューズ。装着したオーダーメイドインソールは、いずれも最上級インソールのゼロアムフィットでどん!↓
2018-2019シーズンを走り抜くためにフィッティングした2足のランニングシューズ。いずれも最上級インソールのゼロアムフィットを装着。

さぁさぁさぁ、履き心地はいかがでしょーかー!

シンスケさん:はい、いい感じにフィットしています。これで大丈夫です。

川見店主:いつになく体が絞り込まれているようですね。

シンスケさん:今年は夏頃から、わりとがんばって練習できてます。服のサイズも変わりました。

川見店主:走れるようになると、体のすべてが変わっていきますね。初めてご来店された時とは比較にならないくらいに、立ち姿がキレイになっておられます。

シンスケさん:そう言われると、うれしいです。

川見店主:これからも「正しく立つ・歩く」という基本を大切に、そして、股関節肩甲骨の可動域を広げて走ることができれば、まだまだタイムは更新できますよ!

シンスケさん:がんばります(笑)。

シンスケさんの「42.195km」は、これからもどんどん景色が変わっていくことでしょう。
益々のご健闘をお祈りいたしまーす!

何か企んでる川見店主↓
「3時間20分?いやいや……」


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