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【マラソン】ハワイ在住ランナーが、13回目のホノルルマラソンでサブ4を狙わない理由。

そのコーヒーはココナッツの香りがした。 フルーティーな味わい。 ハワイからの贈り物。 コーヒータイム、ホッと一息をつくたびに、ホノルルにいる、あの人を思い出す――。 フルマラソンに挑戦する 50代 以上の 男性ランナー を応援するブログ「 50s Runners Club(フィフティーズ・ランナーズ・クラブ)」 。 第4回目は、 ハワイ在住ランナー のセイジさんがご登場です! ***** 9回目のホノルルマラソン、4時間21分 ホノルルに暮らす。 ワイキキビーチ近く、カラカウア・アベニューで鍼灸院を開業する東洋医学のドクター。 休日は、テニスとゴルフを楽しむ。 セイジさん : 「ハワイはいいところです。気候は過ごしやすく、人々はおおらかです」 ランニングをはじめたのは12年前(2005)。 きっけかはホノルルマラソン。 制限時間がない大会。 90歳のおばあちゃんが16時間かけて完走したりする。 何の練習もせずに走ってみた。 初めての42.195km。 妻とふたり、5時間33分かけて、ゴールにたどり着いた。 想像以上だった。 フルマラソンのツラさも、オモシロさも。 その後、毎年ホノルルマラソンを走るようになる。 ・2005(1回目):5時間33分 ・2006(2回目):6時間39分 ・2007(3回目):6時間30分 ・2008(4回目):6時間35分 ・2009(5回目):5時間45分 ・2010(6回目):5時間02分 ・2011(7回目):4時間22分 ・2012(8回目):6時間11分 ・2013(9回目):4時間21分 走りつづけて9年、サブ4の背中が見えた。 走り方のことも、ランニングシューズのことも、自分なりに色々と調べてやってきた。 しかし、どちらのことも、ずっと、わかったような、わからないような気がしていた。 真実はどこにあるのか? ある日、ネットで興味深い店のWebサイトを見つけた。 その店は、日本にあった。 ホームページも、ブログも、隅から隅まで全部読みこんだ。 求めているものが、ここにあるかもしれない。 ハワイ、2014年5月18日午後7時。 日本にメールを送った。 私はアメリカ、ハワイのホノルルに在住しております〇〇

【マラソン】父は1週間で2本のフルマラソンをサブ3.5で走り抜いた。

フルマラソンに挑戦する 50代 以上の 男性ランナー を応援するブログ 「50s Runners Club(フィフティーズ・ランナーズ・クラブ)」 。 第3回目は、 サブ3.5ランナー のタダオさんがご登場です! ***** 父、走りはじめる 中学・高校時代はバスケットボール部だった。 妻は、筋金入りの「帰宅部」だったらしい。 そんなふたりの間に生まれた女の子は、中学生になると陸上部に入った。 専門種目は中・長距離で、800mや1500mを走る。 娘は、走るのが楽しいという。 毎日とても熱心に、練習に取り組んでいる。 一度決めたことは、貫く強さがあるようだ。 やがて、大会で優秀な記録を残しはじめた。 中学3年の時には、大阪府中学校総体の女子800mで優勝までした。 それは、誇らしいと同時に、不思議なことだった。 一家親族の中に、走るのが得意だった、という者を知らない。 娘は一体、誰の血を引いたのだろう? ◆ サブ4達成。しかし、 娘が中学生になった頃、健康のために走りはじめた。 走っていると、娘から「ダメ出し」をされた。 「お父さんは、走る姿勢が悪いね」 「お父さんには、まずは基本練習が必要ね」 少しずつ走る距離を伸ばしていった。 世間はすでに、マラソンブーム。 自分もフルマラソンに挑戦してみようかと思う。 ランニングの本を1冊買った。 書かれてあるとおりに計画を立てて、書かれてあるとおりの練習をこなした。 走りはじめて1年程経った2014年11月。 初めてフルマラソンに挑戦。 4時間54分 で無事に完走した。 その4か月後、2015年3月。 2回目のフルマラソン挑戦。 3時間51分 で完走し サブ4 を達成。 しかし、このレースの途中で脚を痛めた。 妻と娘から「ダメ出し」をされた。 「もうっ、お父さんは走る度に故障してるんだからっ!」 「お父さんも、早くオリンピアに行って、シューズを合わせてもらえばいいのに」 娘は中学2年の時から陸上競技のシューズを、妻と義母はウォーキングシューズを、ある店でフィッティングしていた。 ・ 旧ブログの娘さん記事 ・ 旧ブログの奥様、お義母様記事 その店で作るオーダーメイド・インソールが、すごくいいのだとみんなが言う

【マラソン】けれど、彼は、42.195kmを走りつづける。

オホーツク網走マラソンを走る 本日のお客様は、 サブ5ランナー のナオヒサさん(男性)です。 ――ナオヒサさん、こんにちは。 ナオヒサさん :「はい、お世話になってます」 ――いよいよのマラソンシーズンです。調子はいかがでしょうか? ナオヒサさん :「実は、9月に オホーツク網走マラソン を走ってきたんですよ」 ――あ、そうなんですね。 ナオヒサさん :「以前このブログに、網走マラソンを走った女性のことが書かれてましたよね」 ――はい、こちらの記事ですね↓ ナオヒサさん :「このブログを読んで、よさそうな大会だなとは思ってたのですが、 想像以上によかった ですよ」 ――お写真なんかがあれば、ぜひ拝見したいのですが。 ナオヒサさん :「えー、ちょっと待ってくださいね……(スマホをとりだす)……はい、こんな感じでした」 ――(スマホをのぞきこむ)うわぁ!こ、これはすごいですね!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ わーーーっ! わーーーーーっ! ひまわり畑が壮観! ひまわりのマラソンロードをかけ抜けてフィニッシュ! ――なんとも素晴らしい景観ですね!ちなみに、タイムはどうでしたか? ナオヒサさん :「 5時間8分 でした。こんなにキレイな景色の中を走るんだったら、もっと練習してくればよかったと、少々反省しました(笑)」 ◆ 6年間、16足、4時間52分。 ――ナオヒサさんがランニングをはじめたきっかけは? ナオヒサさん :「大事な人から『 やせてほしい 』って言われましてね。動機が不純ですね。すいません(苦笑)」 ――いえいえ(笑)。はじめてオリンピアサンワーズにご来店されたのは、 2011年 秋のことでした。 ナオヒサさん :「もう 6年前 になるんですね」 ――当時のナオヒサさんは、ダイエットのためにランニングをはじめて1年ほど。20kgの減量に成功されたものの、足とシューズのトラブルに悩んでおられました。 ナオヒサさん :「 クツ擦れ を起こしたり、 足の爪が黒くなったり の繰り返しでした。色んなシューズを買い替えて試してみるも何も解決せず。で、どうにかならないかと調べて、このお店を見

【マラソン】2017年の大阪マラソンを走ったランナーたちと、応援した人たちと、きゃわみたんデラックスの話をするよ。

2017大阪マラソン大会パンフより 2017年11月26日の日曜日。 第7回大阪マラソン が開催されました。 大会コースが面しているオリンピアサンワーズは、スタートの大阪城公園前から3kmほどに位置しています。 2011年の第1回大会から毎年ずっと、川見店主をはじめ我々スタッフ一同は、店の前の沿道に総出し、3万人のランナーを応援してきました。 (過去の応援の模様↓) ・ 2011年の大阪マラソン ・ 2012年の大阪マラソン ・ 2013年の大阪マラソン ・ 2014年の大阪マラソン ・ 2015年の大阪マラソン しかーーしっ! 今大会、川見店主はテレビ番組「 開運!なんでも鑑定団 」出演のため、前日から東京へ番組収録に行っちゃってて不在。 でも、川見店主は、出場されてるお客さんたちを、なんとしても応援したかったし、みなさまとの約束も守りたかった。その 情念 が 化身 となり、応援看板怪獣「 きゃわみたんデラックス 」が出現した!!! ぴぎゃーーす! (←鳴き声) ――という、いささかに 無理やりな 設定 でのぞむ今年の大阪マラソン。 「きゃみたんデラックス」爆誕の話↓ 不安いっぱい。 だってね、こんな看板をもってですね、ひとり寒風に吹かれながらですね、ランナーたちから「 あの人、何もってんの? 」って冷たい視線をうけてですよ、 小一時間立ちつくすだけ になったらどうしよう?って思ってたわけです。 出場するお客さんたちも、「 うわ、あんな看板もってる人と、関係してると思われたら、はずかしわ 」って、 遠巻きに走り過ぎていっちゃう んじゃないかって、心配してたわけです。 あーこわ。 「鑑定団に出張中!」の吹き出しをつけて完成。いざ! 午前9時。 大阪マラソンがいよいよスタート。 「きゃわみたん」を抱えて店を出る。 と、そこには、見慣れたお顔のみなさんが! タカフジさん: 「川見さんから応援たのまれたよ!」 マミさん: 「きゃわみたんと一緒に、応援しにきました!」 トミミツさん: 「おひさしぶりです!」 エミコさん: 「走るダンナを、まずここで応援させてもらいます!」 うわぁ、 心強い!うれしい ! ありがとーございまーす! みな

【マラソン】2017年の大阪マラソンを応援するのに、秘密兵器を用意してます。

今度の日曜日(11/26)、第7回大阪マラソンが開催されます。 オリンピアサンワーズが面する「玉造(たまつくり)筋」は、大阪マラソンのコース。 当店は、スタート(大阪城公園前)から、 約3km 程の地点に位置しています。 大会HPからコースマップを拝借。スタートから約3kmほどの地点に位置する当店。 大阪マラソンがはじまったのは2011年。 それから毎年、我々は店の前の沿道で、お客様をはじめ、走り過ぎる3万人のランナーを応援するようになりました。 過去の応援の模様↓ ・ 2011年の大阪マラソン ・ 2012年の大阪マラソン ・ 2013年の大阪マラソン ・ 2014年の大阪マラソン ・ 2015年の大阪マラソン 2016年大会も応援しましたが、当時の模様はブログに書けませんでした。 でも、力走するお客様の姿は写真におさめておりました。 その時のみなさん、めっちゃええ顔してるやん↓ 2016年大会を走るみなさん。素敵やん。 もちろん、今年の大阪マラソンも、我々は、みなさんを沿道で応援いたします。 しかーーーーーし! ここで、みなさまに お詫び しなければなりません。 今年、川見店主は、諸事情により、当日の応援ができなくなりました。 みなさまに応援することを約束し、みなさまに会えることを誰よりも楽しみしていた川見店主は、非常に落ち込んでおります。 しかーーーーーーっしぃ! 川見店主は、なんとしても、みなさまを応援したいのだ! みなさまとの約束を破るわけにはいかなのだ! さぁどうする、川見店主!? 川見店主: 「 ……む、むむむ…… 」 あれ?どうしたんすか、川見店主? 川見店主: 「 …… ぐ、むぐぐぐ …… ぐぉおおおおおおお! 」 うわぁー!か、川見店主が!川見店主がっ! その時であった。 ビュウーービューー! 嵐が巻き起こり、空には暗雲が垂れ込め、世界は闇に包まれた! ビカッ!バリバリバリっつーー! 閃光(せんこう)が闇を裂き、雷鳴がとどろきわたる! ゴゴゴゴゴゴゴっつーー! 不気味な地鳴りとともに大地がぱっかーーんと割れた! 「 パァアオオォオオオーーン! 」 な、なんだ、あれは!!!??? 地

【マラソン】2017年の神戸マラソン、福知山マラソン、大阪マラソン、つくばマラソンを走るみなさんの話。

今週は、怒涛のマラソンウィークです。 11/19神戸、11/23福知山、11/26大阪と、関西は有名どころのマラソン大会が目白押し! みなさーん、調子はいかがでしょーかー! ***** 神戸マラソンを走った人たち 去る11/19(日)に開催された神戸マラソン。 激走されたみなさんの結果はっぴょーーっ! 【サブ3達成ランナー】 ・ ケンゴさん (40代・男性)は、 2時間59分 の激走! 大会前日には、お店に顔を出されて 「今シーズン初のレースなので、調子を見ながら走ります」 なーんておっしゃってましたが、見事にサブ3達成は、ないすらーーん! ( ケンゴさんの旧ブログ記事 ) 【サブ3.5達成ランナー】 ・ K谷さん (60代・男性)は、 3時間23分 で激走ないすらーん! この記録で、今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位以内は間違いありません。 今後の出場予定レースは、この1週間後の大阪、12月那覇と三田国際ハーフ、来年(2018)1月大阪ハーフ、2月京都(もしくは泉州)、3月篠山。K谷さん、がんばってくださーい! ( K谷さんの旧ブログ記事 ) ・ タダオさん (50代・男性)は、 3時間24分 で自己ベスト更新!ないすらーん! 今シーズンは、この1週間後の大阪と、来年(2018)2月京都に参戦予定。目指すは3時間15分切り!がんばってくださーい! ( タダオ(TDO)さんの旧ブログ記事 ) ・ マイコさん (女性)も、 3時間25分 の自己ベスト更新!ないすらーん! この記録で、今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位以内は間違いなし!9月に出場予定だった丹後ウルトラ100kmが台風で中止に。その無念を晴らす激走でした! 今年のマイコさん記事↓ 【サブ4達成ランナー】 ・ O校長先生 (50代・男性)は、 3時間49分 の自己ベスト更新!ないすらーん! 次のレースは、12月奈良。目指せサブ3.5!がんばってくださーい! 今年のO校長先生記事はこちら↓ ・ OZWさん (女性)は、 3時間52分 の激走でないすらーん! 今シーズンは、この1週間後の大阪と、来年(2018)2月の姫路に参戦予定。今年度も、年齢別全国マラソンランキング100位

【ハリマヤ】ドラマ『陸王』の話題で、オリンピアサンワーズ周辺がザワザワしてきた話をしておく。

日曜日の夜は「陸王」 ――か、か、川見店主、どえらいことになってます。 川見店主: 「なにがですか?」 ――ここんところの毎週日曜日、このブログへの アクセス数 が、 見たこともない数字 に跳ね上がります! 川見店主: 「あら、そうですか」 ――この弱小ブログに、一晩でアクセス数が 4桁 ですよ! 4桁! 川見店主: 「へー(←興味なし)」 ――原因は、間違いなくこれですよ! ばばーーん! 番組公式サイトから 川見店主: 「ドラマ『 陸王 』ですね。話題みたいですね」 ――このドラマ、川見店主は見てますか? 川見店主: 「はい、拝見しております」 ――おおお、めずらしい。ドラマとか、ほとんど見ない人じゃないですか」 川見店主: 「まぁ、そうですね」 ――どんな感想をもってますか? 川見店主: 「楽しく拝見しています。役者さんの演技が素晴らしいので、どんどん引き込まれていきますね」 ――ついつい感情移入してしまう演出もまた、ニクいです。 川見店主: 「ただ、 シューズ の話とか、 走り方 の話とかについては、 言いたいこともある 」 ――といいますと? 川見店主: 「あのねー、あの マラソン足袋 は……(10分経過)……それと、 足の着地 は……(20分経過)……なのですよ」 ――むむむ。その話、ブログには書けませんね。 川見店主: 「まだ言わない方がいいでしょうね。文字にすると難しいし」 ――じゃあ、その話は機会があれば、ツッコんでいきたいと思います。 ◆ マラソン足袋といえば「ハリマヤ」 ――さて、「 マラソン足袋 」といえば、「 ハリマヤ 」です。日曜日、ドラマ終了後にアクセスが集中するのは、この記事です↓ 川見店主: 「日本のランニングシューズの歴史は、およそ 100年前 に、<日本人初のオリンピック選手> 金栗四三 さんと、<播磨屋(ハリマヤ)足袋店>の 黒坂辛作 さんからはじまりました。1950年頃まで日本人のマラソンランナーは、ハリマヤの作る『マラソン足袋』を履いて走っていました」 【金栗四三(1891-1983)】 日本人初のオリンピック選手。箱根駅伝や多くのマラソン大会実現に尽力、ランナーの高地トレーニングをいちはやく導入