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【HGS】「ひとえぐいぐいすぺしゃる」を履くと、なぜ足は強く、脚は美しくなるのか?~川見店主、開発秘話を語る(その2)

みなさん、こんにちは! グイグイしてますかーーっ! 今、オリンピアサンワーズで最も熱いシューズがこれです↓ でた! HGS (ひとえ・ぐいぐい・すぺしゃる)! この 不思議な履き物 がいかに「 GOISU (ごいすー・すごいの意)」か、川見店主にくわしく聞く連載の 第2回目 。 なぜか、NHK大河ドラマの話題からはじまりまーす。 これまでの話も読む↓ 【 第1回 】 川見店主、HGSの開発秘話を語る 川見店主 ◆ 日本人の足に合う「足袋」のかたち ――来年(2019)のNHK大河ドラマ「 いだてん~東京オリムピック噺 」の主人公は、中村勘九郎さん演じる「 金栗四三 (かなくり・しそう)」さんですね。 ドラマの制作には、オリンピアサンワーズも協力しています↓ 川見店主: 金栗四三さんは、1912年のストックホルム五輪に、日本人初のオリンピック選手としてマラソンに出場、足袋を履いて走りました。その足袋を作ったのが「 播磨屋足袋店 」の 黒坂辛作 (くろさか・しんさく)さんです。 ――戦後、その「播磨屋足袋店」が、シューズメーカー「 ハリマヤ 」へと発展しました。 ハリマヤの詳しくはこちら↓ 川見店主: ハリマヤのシューズは、日本人の足に「ピッタリ」と合いました。なぜなら、「シューズの木型」が「 足袋の木型 (※)」からはじまっていたからです。それに、靴職人さんたちの技術が高かった。シューズは「袋縫(ふくろぬい)」という製法で作られ、それはそれはきれいに足を包みこんでくれました。 (※【木型】木製の型。特に、靴・足袋などを作るときに用いるもの) ――ハリマヤと他メーカーとでは、シューズの木型はそんなに違うのですか? 川見店主: まったく違います。私の中では今も、ハリマヤの木型こそが、シューズの「かたち」の良し悪しを見極める時の 「基準」 であり 「理想」 となっています。 ――しかし、ハリマヤは1990年頃に姿を消しました。 川見店主: 残念ですね。それからずっと、私はハリマヤのような、日本人の足に合うシューズを探し求めてきました。 ◆ 足袋をはいた瞬間、川見店主の足は! ――さて、2018年が明けてすぐ

【陸上競技】大阪陸上競技選手権大会(2018)を観戦した話。

◆ 記録的な大雨が日本各地に降り続きました。 甚大な被害を受けた地域の皆様には、慎んでお見舞い申し上げます。 ◆ 7月6~8日の3日間、ヤンマースタジアム長居にて、 大阪陸上競技選手権大会 が開催されました。 川見店主が観戦したのは、最終日(7/8)の日曜日。 大会初日と2日目は雨天での決行となりましたが、この最終日は、午前中の曇り空から午後には徐々に晴れ間が広がり、天候に恵まれました。 今大会に「招待」された川見店主には、来賓用の観覧席が用意されていました。 観客席メインスタンド最前列のさらに下方、大会運営室前の通路に椅子と机が特別に設置され、目の前に広がるトラックをかぶりつきで観戦できます。 こんな視界に↓ プログラムを確認しながら、競技を堪能できました。最高! 川見店主が「招待」を受けたのは、大会にオリンピアサンワーズの広告を協力したからです。 大会プログラムに掲載された広告↓ 記念品にいただいた「OSAKA夢プロジェクト」のラペルピンとボールペン いや、プログラムへの広告はずっと毎年協力してるんです。 けれども、今大会の広告は、さらにさらに! なんと、競技場の 大型ビジョン にも、試合中にオリンピアサンワーズの広告が どっかーん! と映し出されるんです! これ、 大会初の試み だそうですよ! さぁ、みなさん、大型ビジョンにご注目くださいよ。 広告、いよいよ映りますよ。 どっかーーーん ときますよ! 期待してくださいよ。 いよいよ秒読み開始です。 いきますよーーー! 3、2、1、 せーの、 広告どっかーーーん! 右端が当店の広告。周囲がテレビを写真に写した時みたいにグシャグシャってなってますけど、現場ではちゃんと映ってます。 ど、どっ、どっか、…………あ、あれ? 思ってたのと、ちょっとちがう。 いやね、もっとビジョンの全面に どっかーーん! と映ると思ってたんですよ。 ま、大会初の試みなので、次回に期待です。 せっかく作った広告原稿を載っけておきます。みてみて! 映ってたのは、これだよ! ◆ さて、特別席での観戦は 迫力 がちがいます。 選手たちの 息遣い が聞こえてきます。 生身の筋肉の 躍動

【HGS】川見店主「ひとえぐいぐいすぺしゃる」の開発秘話を語る。(その1)

みなさん、こんにちは! グイグイしてますかーーっ! 今、オリンピアサンワーズで最も熱いシューズがこれです↓ でた! ・足袋型シューズ「 hitoe」 ・足袋型オーダーメイドインソール ・特製5本指ソックス のすべてが特別なコラボレーション! 1日たった10分履くだけで、 足指がグイグイと動きだす! 足は強くなり、脚は美しくなる! この 不思議な履き物 がいかに「 GOISU (ごいすー・すごいの意)」か、川見店主にくわしく聞きました。(連載です) 川見店主 ◆ HGS(ひとえ・ぐいぐい・すぺしゃる) ――川見店主、こんにちは。 川見店主: はい、こんにちは。 ――さて、今年の4月、オリンピアサンワーズでは、 <足袋型シューズ>と<オーダーメイド・インソール>と<5本指ソックス> がコラボした、新しい履き物が誕生しました。 川見店主: あのさぁ、<足袋型シューズ>と~とか、いちいち説明が長くなるよね。なにかいい呼び方ないかな? ――うーむ……では、この履き物は、足袋型シューズ「 hitoe (ひとえ) 」と、足指が「 GuiGui (グイグイ) 」と動きだすインンソールと5本指ソックスとの「 Special (スペシャル) 」なコラボですから、 「 HGS ( ひとえ・ぐいぐい・すぺしゃ る) 」 っていう呼び方でどうでしょう? 川見店主: じゃあ、それで。 これから「HGS」と呼びます。グイグイ! ――この HGS 、実は、当店のホームページで公表する前から、希望される一部のお客様にはすでにフィッティングしてきました。 川見店主: これまでにご使用いただいているみなさんからは、 「足指でしっかり地面を押せるようになった」 「立つ・歩く姿勢が良くなった」 「自然と腰が入るようになった」 「足元の重心がスムーズに移動するようになった」 というお声をいただいてます。 HGS の効果を感じていただいて、なによりです。 ――その後も、 ゾクゾク と グイグイ な人が増加中ですね。 当店のインスタグラム にも、 HGS の投稿が目立ってきました。 川見店主: 私も毎日履いてます。 H

【中距離走】800mを1分51秒61で走る高校2年生ランナーが、全国インターハイ進出を決めた秘密のインソールとは?

彼こそが、りゅうきくんだ。 彼の姿を見たければ、陸上競技場に足を運べばよい。 そして、男子800mのレースを見ればいい。 400mトラックを2周するこの苛酷な競技で、ひとり、無謀に見えるほどに、スタートからぶっとばす選手がいることだろう。 それが、彼だ。 予選だろうが、決勝だろうが関係ない。 200mも走らぬうちに先頭に躍り出て、他の選手たちを引き離しにかかる。 果敢にレースを引っ張る、というよりも、自分以外には誰も走っていないかのように独走する。 後続の選手たちは、必死に彼の背中を追いながら、こんな風に思っているはずだ。 「こんなに速いペースにはついていけない!」 「だからアイツとは一緒に走りたくないんだ!」 彼は誰よりも速くフィニッシュラインを越える。 その度に新しい記録が生み出されていく。 彼のペースに疲労困憊させられた他の選手たちは、彼に遅れてやっとこさフィニッシュするも、そのままトラックにバタリと倒れ込み、しばらく立ち上がることができない。 レース後の彼の背後には、いつも、そんな死屍累々の光景が広がっている。 が、彼は気づかない。 彼は後ろを振り返らず、すでに軽い足取りでスタスタと歩きながら、スタンドで応援するチームメイトたちに向かって、涼しい顔で手を振っている。 彼こそが、りゅうきくんだ。 ◆ 京都インターハイで大会新記録 このブログで一番読まれている記事は、昨年(2017)9月に書いた、高校生の中距離ランナー・りゅうきくんの話です。現在(2018/06/29)で3,200回以上読まれてます。 閲覧回数もぶっちぎり!りゅうきくん記事↓ で、今春に高校2年生になったりゅうきくん。 まずは、6月1~3日に行われた京都インターハイの男子800mで大爆走!近畿インターハイへ余裕の進出! 記録はこんなの↓ ・予選 :1分55秒09 組1位 ・準決勝:1分54秒05 組1位 ・決勝 : 1分51秒61  2位 決勝のタイム1分51秒61は 自己ベスト 、かつ 大会新記録 でした! いよっ! 1位との差は、なんとわずか 0.02秒! 手に汗握る白熱の決勝レースをご覧あれ! このレース、1~3位までが大会新記録。 動画を最後まで見たらわかりま

オリンピアサンワーズは元気に営業しています。

みなさん、こんにちは。 昨日は、大阪が揺れました。 朝から大阪府内の主要な鉄道は運転がストップしました。 大阪市内へ向かうすべての道路は大渋滞となりました。 大阪市に隣接する市に住む川見店主もスタッフも店にたどりつくことができず、オリンピアサンワーズは臨時休業となりました。 それでも夕方、道路の交通事情が落ち着き、渋滞が緩和されたことを確認してから、川見店主は自宅から店に車をとばしました。 店内に被害はありませんでした。 ただひとつだけ、スチール製キャビネットの引き出しが、そーっと開いていることが、地震の揺れを示していました。 日中は電話もなかなか通じませんでしたが、夜には、川見店主のもとに、地方に住むいろんな人から激励の電話が相次ぎました。 「朝から大阪のことが心配で心配で。大丈夫でしたか?」 こんな風にお電話くださったおひとりが、 熊本県 は 玉名(たまな)市 在住のTさんです。 玉名市 といえば、「日本マラソンの父」 金栗四三 さんの故郷です。 【金栗四三(1891-1983)】 日本人初のオリンピック選手。箱根駅伝の創始者。「日本マラソンの父」と称される。 ここで、金栗四三さんと、Tさんと、川見店主との話。 ――その昔、Tさんのご一家は、ご近所に住む金栗さんと家族ぐるみの付き合いがあった。特に、Tさんのお父様と金栗さんは親しかった。Tさんも子供の頃から金栗さんにかわいがられていた。金栗さんから「カラダにいいから飲みなさい」と苦手なヤギの乳を飲まされたのも、今となってはいい思い出だとTさんは言う。 時は流れ2012年。 Tさんは、自宅の押し入れの中から、新聞紙にくるまれた古いシューズを見つける。それは、金栗さんから父に贈られたマラソンシューズだった。 Tさんは、その「お宝」をテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出品。 そのお宝を鑑定したのが、川見店主だった――。 つまり、Tさんは、川見「鑑定士」誕生のきっかけとなった人です。 川見「鑑定士」誕生話のあれこれ↓ ・ 川見店主が緊張でカチコチのテレビデビュー ・ 金栗四三のマラソンシューズがやってきた! Tさんも「なんでも鑑定団」出演をきっかけに、地元の新聞で紹介されるなど、ちょっとした有名人に↓ 川見店主が鑑定した「金栗

虹の彼方に。~15年を生きたねこの話。

川見店主のもとに花が送られてきた。 メッセージカードが添えてある。 「ご家族の皆様が一日も早く  心癒されますように、  チビ太ちゃんのご冥福を  心より お祈り申し上げます。  ○○動物病院 スタッフ一同」 ◆ 15年前、春。 家の裏から仔猫の鳴く声が聞こえていた。 川見店主が見に行くと、勝手口に、2匹の仔猫が寄り添ってうずくまっていた。 小さなキジトラ模様の仔猫と、さらに小さな黒い仔猫。 鳴いていたのは、黒い仔猫だった。 キジトラの仔猫は、鳴くことさえできないほど、弱っていた。 2匹の仔猫を、行きつけの動物病院に連れていった。 院長先生は言った。 「状況をうかがうと、捨てられたわけではなさそうですね。それと、この2匹は兄弟ではないです。おそらく、それぞれのお母さん猫は、他の猫とのえさ場争いに負けてしまったのでしょう。そして、逃げている間に、この仔猫たちは、はぐれてしまったのでしょう」 病院へ一緒に付き添ってきた次女が言った。 「飼ってあげるしか、ないよね」 困ったことになったと、川見店主は思った。 ◆ 黒い仔猫は、幸いにも引き取り手が見つかった。 キジトラの仔猫は、川見店主が飼うことになった。 「チビ太」と名づけられた。 ようやく元気になった頃のチビ太。 川見店主は心配した。 「ひとつ屋根の下で、犬と猫が暮らせるのだろうか?」 当時、川見店主はすでに犬を飼っていた。 10年ほど前、近所の人に頼まれたのだ。 「ウチの犬が、仔犬を産んじゃって。一匹もらってくれない?」 断ろうと思っていた。 早速、生まれて間もない仔犬が家に連れて来られた。 川見店主はため息がでた。 可愛すぎて、気がおかしくなりそうだった。 ずるい!こんな子を見たら、断われない! 仔犬は、そのまま川見店主の家に置いていかれた。 綿みたいに真っ白で、ふわふわで、ポンポンしてるから「ポンくん」と名づけられた。 1994年春。家族の仲間入りをしたポンくん。 ポンくんは、みるみる成長した。 雑種の中型犬と育った。 川見店主は、ポンくんが大きくなったら「外」で飼うつもりだった。 でも、結局それはできなかった。 川見店主にとって、ポンくんは、大きくなっても、外で飼うには「可

【ハリマヤ】京都新聞に川見店主が載ったことと、「走れ25万キロ~金栗四三伝」の話を書いておく。

みなさん、こんにちは。 昨秋にヒットしたテレビドラマ「 陸王 」。 来年(2019)に放送予定のNHK大河ドラマ「 いだてん~東京オリムピック噺 」。 この2つのドラマの話題性から、 マラソン足袋 や、日本人初のオリンピック選手・ 金栗四三 さんと、金栗さんのマラソン足袋を作りつづけた「播磨屋(はりまや)足袋店」創業者・ 黒坂辛作 さんの歴史が、今、ふたたび脚光を浴びています。 ◆ 川見店主の話、いろんな新聞に載る。 昨年(2017)末、川見店主は 共同通信社 から取材を受けました。 その時の記事が、今年の1月頃から、いろんな新聞に掲載されてるみたいです。 これは京都新聞に掲載された記事。京都に住む川見店主の知人から「あんた、今日の新聞に載ってるよ!!」と電話がかかってきた↓ 4月12日付、京都新聞の夕刊。 写真嫌いの川見店主ですが、 顔が出ちゃってます 。 「日本マラソンの父」金栗四三さんの写真と、 ほぼ同じくらいの大きさ で載っかる川見店主の堂々っぷりです。 川見店主の話はこんな感じで紹介されてます↓ ハリマヤはしかし91年ごろ、バブル期の多角化経営が災いして廃業に追い込まれた。大阪市内でランニングシューズの専門店を営む川見充子も学生時代に愛用した一人。ハリマヤ製品を10足以上、大切に保管している。 「モノも情報も乏しかった時代に、金栗さんと黒坂さんが心を一つにして金栗足袋を作られた。その伝統を受け継ぎ、足袋屋から始まったからこそできた、日本人の足形に合うシューズだった」 この記事は、京都新聞の他にも、 ・北国新聞(石川) ・佐賀新聞、 ・信濃毎日新聞(長野) ・愛媛新聞 ・熊本日日新聞 ・山陽新聞(岡山) ・西日本新聞(福岡) の計8紙に掲載されたそうです。 これからも、掲載される新聞はもう少し増えるらしいです。 ちなみに、川見店主の「顔出し写真」が紹介されたのは、今のところ、この京都新聞だけだそう。 これから記事を掲載する新聞社のみなさま、せっかくなんで、川見店主の顔も出してあげてね! 記事を大きくしてみたよ↓ ハリマヤシューズを手に京都新聞に載る川見店主。 ◆ なぜ「NIPPON」なのか? さて。